松村正治 MATSUMURA Masaharu
中ヶ谷戸オフィス[調査研究・コンサルティング]+野兎舎[出版]代表、NPO法人よこはま里山研究所(NORA)理事長。
一橋大学大学院・立教大学大学院・上智大学・法政大学・恵泉女学園大学兼任講師。学術的な専門分野は、環境社会学、公共社会学。
まちの近くで里山とかかわる暮らし、里山をいかす仕事づくり、市民協働による持続可能な地域づくりをすすめています。
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- 安全で楽しく価値ある森づくり活動を推進できる現場リーダーの育成
→モリダスmoridas - 高齢化が進む小松・城北地区(相模原市緑区旧城山町)で、農地管理・里山保全に協力する活動
→城山里山サポーター - 恵泉女学園大学の教育農場(町田市小野路町)で、できるだけ不耕起で野菜や花を無農薬有機で栽培し、これをCSA形式でパートナーに届ける活動
→恵泉CSA|Life Lab Tama - 鎌倉街道小野路宿ふるさとの森(町田市小野路町)のある谷戸景観を保全するために、田んぼで米を作り、雑木林・竹林に手を入れる活動
→小野路里山|Life Lab Tama - 多摩丘陵に自生する植物の種子を採り、花壇や庭園で育てるコミュニティガーデンを増やす活動
→未来の街路花壇を考える会 - 活動拠点「はまどま」(横浜市緑区宿町)を「街なかの里山の入口」として、自立的な運営を目ざす活動
→はまどまプロジェクト|NPO法人よこはま里山研究所(NORA) - カネミ油症の被害者を支援するとともに、この食品公害の経験を伝える活動
→カネミ油症被害者支援センター - 環境運動の経験を記録し、その歴史を「誰ひとり取り残さない」環境を作るために生かす活動
→環境運動のパブリックヒストリー|新時代アジアピースアカデミー(NPA) - 米中対立が深まるなか、沖縄、特に八重山の平和を願い、平和を作るための活動
- 町田市内の公園・緑地、里山、農地の活用促進に向けた「まちだみどり活用ネットワーク」の運営支援
- このほかに、シリーズ環境社会学講座(新泉社)第4巻の編集、コミュニティ科研(代表:宮内泰介さん)など
実現したい社会の姿を想像して独自に「7つのコード」を掲げて事業/活動を実践しています。
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調査研究・コンサルティング
地域の環境・社会調査、インタビュー調査、地理情報システム(GIS)、社会調査データの分析
教育・人材育成
自然資源を生かした地域づくり、非営利組織の持続可能な運営、対話を通して学ぶ場づくり、市民協働の場づくり
環境社会学、持続可能社会(SDGs)論、論理的思考、レポート・論文の作成、主体的な学習支援
講演・話題提供
里山保全、環境と社会、市民協働、非営利組織論
おもに3つの問題関心(人と自然のあり方、人と人の関係性のあり方、歴史からの学び)にもとづき、都市と農村のあいだ(多摩丘陵)、日本と外国のあいだ(国境離島)を訪れ、学術的な調査研究に取り組んでいます。
- 身近な自然はなぜ大事なのか?講師を務める講座のご案内です。 まちだ市民大学HATS環境公開講座「身近な自然はなぜ大事なのか?~町田の緑を生かし、緑と暮らす」 かつて人びとは身近な自然に頼って暮らしていましたが、現代では人間と自然の関係が希薄になって… 続きを読む »身近な自然はなぜ大事なのか?
- 『現代雑木林事典』全国雑木林会議編『現代雑木林事典』(2001年、百水社) 2か月前の7月1日、中川重年さん(以下、ジュウネンさん)が亡くなった。ジュウネンさんは、故・重松敏則さんと合わせて「西の重松、東の中川」と言われたように、1990… 続きを読む »『現代雑木林事典』
- 多様性のある社会が生物多様性を高める先月7月6日(土)、環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive 実現に向けた方策の検討」(環境法政策学会、環境経済政策学会、環境社会学会)が開催され、私は環境社会学会の会員として短い講演とパネルディスカッ… 続きを読む »多様性のある社会が生物多様性を高める
- 『社会学をはじめる』宮内泰介『社会学をはじめる―複雑さを生きる技法』(2024年、ちくまプリマー新書) 「渾身の一冊、出します!」約1か月前、著者の宮内さんは、本書の刊行に際してXでこう呟いていた。 本書は、近年の社会学の動向を踏まえながら… 続きを読む »『社会学をはじめる』
- なぜネイチャーポジティブの動向に素直に喜べないのか?7/6(土)開催の環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive: 実現に向けた方策の検討」に、環境社会学会を代表して登壇することになった。この会合の中で短く話題提供する時間が与えられているが、そのタイトル(… 続きを読む »なぜネイチャーポジティブの動向に素直に喜べないのか?
- 祈りとしての学術研究とNPO実践最近、死について考えることが多い。昨年の夏に母を亡くし、秋には従兄弟が知らないうちに亡くなっていた。そして、今年の正月明け、義母は緊急搬送され入院後1週間で亡くなった。正月には妻の実家で和やかに食卓を囲んだのに。このとこ… 続きを読む »祈りとしての学術研究とNPO実践