コロナ経験後の大学

先週から大学で授業が始まった。
昨年1月以来、約1年3ヶ月ぶりの対面授業だったので、最初はぎこちなかったが、徐々に講義の進め方を思い出していった。
あるクラスでは、難病のために自宅から参加する学生と、聴覚に障がいのある学生が受講している。
現在は対面方式が基本だが、コロナ禍で培われたハイフレックス対応スキルによって、病気で通学できない学生も授業に参加できる。聴覚に障がいのある学生には、ノートテイクをする学生が付く。私は、マスク着用すると口形が見えないので、今回初めてマウスシールドを付けた。若者の学ぶ機会を保障するために、いろいろな工夫を試行錯誤する。


昨年度は、大学キャンパスに行く意味が問われた。
講義形式の授業を実施するだけならば、オンラインでも十分だろう。しかし、人と人が出会い、活動する場としてのキャンパス機能は、オンラインではまだ代替できない部分が多い。
オンラインから対面となり、私もまた、講義のためだけに大学へ行くのはつまらないと思い、授業の空いている時間帯に、新しい活動を始めることにした。
それは、学内で有志が取り組んでいるCSA(Community Supported Agriculture)の活動である。登録制パートナーから事前にお金をいただき、半年で約50種類ほどの野菜や花、ハーブを提供する予定だ。自宅庭の家庭菜園に物足りなさを感じていたところだったので、温室と有機JAS農場のある大学で、幅広い園芸活動に参加させてもらうことにした。
このCSA活動では、社会人経験のある大学院生が、ボランティアコーディネーターを務めている。全体の進行状況を見ながら、私のような初参加者でもできる作業を少しずつ準備し、適切に割り振っていくさまが素晴らしかった。

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