頭の中の棚卸し
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し
恵泉女学園大学から、マスコミのニュースで報じられる前に、来年度以降の学生募集を停止すると連絡があった。予想していたことだが、実際に報せが届くと動揺した。 恵泉を辞めた2020年の正月に、この日を予期して、こんな文章を書い… 続きを読む »恵泉女学園大学から報せを受けて
先週から大学で授業が始まった。昨年1月以来、約1年3ヶ月ぶりの対面授業だったので、最初はぎこちなかったが、徐々に講義の進め方を思い出していった。あるクラスでは、難病のために自宅から参加する学生と、聴覚に障がいのある学生が… 続きを読む »コロナ経験後の大学
9/4(金)公開の『人数の町』で監督を務めた荒木(伸二)は、大学で同じクラスだった。 入学式前のオリエンテーション合宿で、初めてまともに口をきいたのが荒木だった。目的地に向かうバスの中での自己紹介で、僕は音楽を聴くのが好… 続きを読む »荒木伸二監督『人形の町』の公開前に
退職後の約半年間、私は大学で消化できなかったサバティカル(長期休暇)のつもりで過ごしている。実際に時間が与えられたとき、どこに気持ちが向かうのだろうかと、自分が試される期間であったように思う。大学の仕事をあらかた辞めたの… 続きを読む »学ぶこと・伝えることの近況
退職に際して、大学の研究室にあった荷物をすべて3月末までに片付ける必要があった。昨年の11月くらいから、大学へ行くたびに、大きな手提げ袋いっぱいに本を詰めて、少しずつ家に運び出していたが、授業期間が終わって2月中旬になる… 続きを読む »研究室からの引越をふりかえる
世界がコロナショックの中、私の頭を悩ませることは、本当に小さなことだ。 母の車を中古車販売店で査定してもらったら、値段がつかなかったので廃車。 中古車を買おうかと調べていたら、父が車を手放すというので譲り受ける。 車の名… 続きを読む »頭を悩ませる小さなこと
「無人島」と聞いて最初に思いついた本は、吉村昭『漂流』(1976年、新潮社)です。江戸時代に、今の高知県を出た船が難破して、はるか東に流され伊豆諸島の鳥島に漂着、その後、長い無人島生活を送った人の実話がもとになっています… 続きを読む »無人島を読む本3冊
先月のコラム「2020年の抱負」に対して、複数の方からご心配とご期待のメッセージをいただいた。限られた時間で思いのまま書いている文章にもかかわらず、長文を最後まで読み通してくださった方々に対して、この場を借りて、感謝を申… 続きを読む »中ヶ谷戸オフィスから