『答えのない人と自然のあいだ』
5月下旬、私が編集・執筆に関わった新刊が、ようやくできあがりました。2023年4月から刊行されている「シリーズ環境社会学講座」(全6巻、新泉社)の第4巻です。 企画自体は2020年から動き始めていたので、5年近くの歳月を… 続きを読む »『答えのない人と自然のあいだ』
5月下旬、私が編集・執筆に関わった新刊が、ようやくできあがりました。2023年4月から刊行されている「シリーズ環境社会学講座」(全6巻、新泉社)の第4巻です。 企画自体は2020年から動き始めていたので、5年近くの歳月を… 続きを読む »『答えのない人と自然のあいだ』
里山問題を考える環境社会学の方法論――誰にとって何が問題なのか 私は、本シンポジウムのテーマ設定に強い違和感を覚えている。20~30年前に「里山」への希望と可能性が大いに期待されたものの[石井ほか編 1993; 武内ほか… 続きを読む »里山問題を考える環境社会学の方法論
本書は、東京の郊外、多摩丘陵の一角に位置する八王子市堀之内地区の環境史であり、この小さな地域社会の歴史分析をもとに、これまでの里山論に欠けていた弱点を補う狙いを持って書かれた。ある郊外地域の環境史研究として、多くの史資料… 続きを読む »『里山と地域社会の環境史』
講師を務める講座のご案内です。 まちだ市民大学HATS環境公開講座「身近な自然はなぜ大事なのか?~町田の緑を生かし、緑と暮らす」 かつて人びとは身近な自然に頼って暮らしていましたが、現代では人間と自然の関係が希薄になって… 続きを読む »身近な自然はなぜ大事なのか?
全国雑木林会議編『現代雑木林事典』(2001年、百水社) 2か月前の7月1日、中川重年さん(以下、ジュウネンさん)が亡くなった。ジュウネンさんは、故・重松敏則さんと合わせて「西の重松、東の中川」と言われたように、1990… 続きを読む »『現代雑木林事典』
先月7月6日(土)、環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive 実現に向けた方策の検討」(環境法政策学会、環境経済政策学会、環境社会学会)が開催され、私は環境社会学会の会員として短い講演とパネルディスカッ… 続きを読む »多様性のある社会が生物多様性を高める
7/6(土)開催の環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive: 実現に向けた方策の検討」に、環境社会学会を代表して登壇することになった。この会合の中で短く話題提供する時間が与えられているが、そのタイトル(… 続きを読む »なぜネイチャーポジティブの動向に素直に喜べないのか?
2024年1月18日付けで、町田市の「モノレール沿線まちづくり構想(素案)」に対して意見を提出しました。その後、2月29日に市民意見の募集実施結果が発表されました(応募者数66名、意見総数138件) 以下に、私の意見とそ… 続きを読む »モノレール沿線まちづくり構想(素案)に関する意見
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し