『割り箸が地域と地球を救う』
前回のコラムでは、森林ライター・浜田久美子さんとの出会いに触れつつ、ご著書を数冊紹介しました。せっかくの機会だと思ってメルマガを浜田さんにお届けしたところ、すぐに返信がありました。承諾を得て、以下に引用します。 驚きと共… 続きを読む »『割り箸が地域と地球を救う』
前回のコラムでは、森林ライター・浜田久美子さんとの出会いに触れつつ、ご著書を数冊紹介しました。せっかくの機会だと思ってメルマガを浜田さんにお届けしたところ、すぐに返信がありました。承諾を得て、以下に引用します。 驚きと共… 続きを読む »『割り箸が地域と地球を救う』
1.里地里山保全における「市民参加」 最初に、里地里山保全における「市民参加」とは何かを考えてみよう。そもそも伝統的に里地里山では、地域住民が生物資源を得るために管理していたが、この場合は市民参加と呼ばず、その必要性に… 続きを読む »里地・里山つくりにおける市民参加の論点
私が里山保全や森林ボランティア活動に関わり始めたのは1998年の秋でした。その頃は、このコラムで紹介した重松敏則『市民による里山の保全・管理』(信山社出版、1991年) 、中川重年『再生の雑木林から』(創森社、1996年… 続きを読む »『森をつくる人びと』
メディアは、毎日のように、地球の温暖化や生物多様性の減少など、環境問題が急速に悪化していることを伝えている。そして、私たち1人1人の生活を環境に優しいものに変えていこうと呼びかけている。こうしたエコ推進への呼びかけに応じ… 続きを読む »生活環境主義
第3回・第4回のコラムでは、私が里山保全活動を始めてから出会い、大きな影響を受けてきた倉本宣さんと中川重年さんについて、いくつかの著書を紹介しながら、おふたりとの出会いを記しました。振り返ると、このように里山や雑木林をキ… 続きを読む »『自然保護を問いなおす』
中川重年(1996)『再生の雑木林から』創森社. 今回は、里山保全活動に関わる市民をサポートし続けてこられた神奈川県内の研究者として、中川重年さん(ジュウネンさん)について書きましょう。 しばしば、日本の1990年代は「… 続きを読む »『再生の雑木林から』
「里山」という言葉が広く国民に広く知られるようになったのは、1999年にNHKスペシャルで『映像詩 里山』の第1弾が放映されてからでしょう。 田んぼ、小川、ため池、雑木林などが点在し、1つのまとまりのある景観を作りだして… 続きを読む »NHKスペシャル『映像詩 里山』
前回のコラムでは、重松敏則『市民による里山の保全・管理』(信山社出版、1991年)と出会い、市民による里山保全に興味を持ったきっかけについて書きました。その流れから今回も、私の生き方に強く影響を与えた本を取り上げます。 … 続きを読む »『雑木林をつくる』
第1回と第2回のコラムでは、80年代後半に、里山を守ることの意義が専門家によって見直されたこと、そして90年代後半に、守るべき里山のイメージがメディアを通して一般に広く知られるようになったことを書きました。しかし、私が里… 続きを読む »『市民による里山の保全・管理』