映画『標的の島 風かたか』
本作品は、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続く、三上智恵監督によるドキュメンタリー映画である。これまでの三上作品では、高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設と、沖縄本島における米軍基地問題が描かれて… 続きを読む »映画『標的の島 風かたか』
本作品は、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続く、三上智恵監督によるドキュメンタリー映画である。これまでの三上作品では、高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設と、沖縄本島における米軍基地問題が描かれて… 続きを読む »映画『標的の島 風かたか』
沖縄国際大学で開かれた日本環境会議沖縄大会に参加してきた。おもに聞きたかったのは、以下の全体会・分科会であった。 1つ目は、新崎盛輝、宮本憲一、桜井国俊、我部政明という、なかなか重厚な登壇者が講演する全体会。この面子に同… 続きを読む »日本環境会議沖縄大会
最近、里山に通うよりも、安保法制に反対する意思を表すため、国会前でおこなわれる抗議行動に参加している。私が足を運んでいるのは、SEALDs(シールズ:Students Emergency Action forLibera… 続きを読む »『民主主義の条件』
本書はamazonの歴史・地理>昭和・平成部門でベストセラー1位(4月1日現在)。昨年10月に刊行され、約半年が過ぎたものの、よく売れているようだ。本書の内容については、ネット上でもよく取り上げられているので、そこでの紹… 続きを読む »『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
前回に引き続き、今号でも5冊を取り上げます。 平松剛『光の教会―安藤忠雄の現場』 本書も大宅壮一ノンフィクション賞を獲っていますが、少し古く、第32回(2001年)の受賞作です。 さて、昨年、瀬戸内芸術祭期間中に、初めて… 続きを読む »年末年始に読んだ本(2)
年末年始は遠出しなかったので、テレビでのスポーツ観戦のほか、積んでおいた本をいくつか読みました。ここでは、次回と2回に分けて5冊ずつ取り上げます。 コリン・ヘイ『政治はなぜ嫌われるのか―民主主義の取り戻し方』 コリン・ヘ… 続きを読む »年末年始に読んだ本(1)
中高時代、吉村昭氏の文庫本は家の書棚にいくつも置かれていました。読書好きの弟がそれを読んでいたのですが、当時の私はその硬質な文体を敬遠していました。しかし、近頃は何かとかこつけて読んでいます。当時の本は処分してしまいまし… 続きを読む »『三陸海岸大津波』『熊嵐』『陸奥爆沈』
事務仕事やルーティン的な仕事をしているとすぐに飽きてしまうので、気晴らしが必要になります。テレビでスポーツを見ることでも気晴らしになりますが、できれば良い本に出会って、新しい世界に触れたいと願っています。だから、決まった… 続きを読む »『日本農業への正しい絶望法』ほか
この本は私の弟が最近出した短歌評論集です。 これまで、このコラムでは、本や映像を紹介するという体裁をとりながらも、内容について踏み込むことは少なく、私と著者とのかかわりをたどることで、人が人に出会い、学ぶことについて考え… 続きを読む »『短歌は記憶する』