生きた事実を確かなことに
2023年夏に母、秋にいとこ、2024年冬に義母、夏に伯父、そして先月、伯母が亡くなった。伯母が亡くなったことは、弟からのメールで知った。昨年夏から、私が父の通院に付き添っていることもあって、京都に住む弟が、毎日、父に安… 続きを読む »生きた事実を確かなことに
2023年夏に母、秋にいとこ、2024年冬に義母、夏に伯父、そして先月、伯母が亡くなった。伯母が亡くなったことは、弟からのメールで知った。昨年夏から、私が父の通院に付き添っていることもあって、京都に住む弟が、毎日、父に安… 続きを読む »生きた事実を確かなことに
ジョアン・C・トロント『ケアするのは誰か?:新しい民主主義のかたちへ』(2020年、白澤社) 本書は、フェミニズム政治理論を専門とするトロントの講演録である。比較的薄い本なので、重厚な議論を期待する向きには物足りないかも… 続きを読む »『ケアするのは誰か?』
2025年元日配信の「里山と暮らしをつなぐメールマガジン」が、記念すべき200号となった。2008年6月に創刊号を配信して以降、今年で18年目に突入したことになる。 この機会に、創刊号がどのような内容だったのかを調べてみ… 続きを読む »会員参加の場としてのメルマガ
菊谷和宏『「社会」の底には何があるか―底の抜けた国で〈私〉を生きるために』(2024年、講談社) 先月の兵庫県知事選の結果を見て、いろいろな人が「社会の底が抜けた」とSNS上でつぶやいた。しかし、私はそんな言い方ってない… 続きを読む »『「社会」の底には何があるか』
最新のカネミ油症問題の概要と課題についてわかりやすく伝える冊子を、カネミ油症被害者支援センター(YSC)のメンバーとして制作する計画があるので、まずは初稿を書いてみました。 1.カネミ油症事件とは? カネミ油症とは、1… 続きを読む »15分でわかるカネミ油症問題のいま
宮垣元『NPOとは何か』(2024年、中央公論新社) 本書は、NPOに関する新書サイズの基本書という位置づけになるだろう。特に日本のNPOについて、知っておきたいことや考えるべき論点などが、コンパクトに手堅くまとめられて… 続きを読む »『NPOとは何か』
講師を務める講座のご案内です。 まちだ市民大学HATS環境公開講座「身近な自然はなぜ大事なのか?~町田の緑を生かし、緑と暮らす」 かつて人びとは身近な自然に頼って暮らしていましたが、現代では人間と自然の関係が希薄になって… 続きを読む »身近な自然はなぜ大事なのか?
全国雑木林会議編『現代雑木林事典』(2001年、百水社) 2か月前の7月1日、中川重年さん(以下、ジュウネンさん)が亡くなった。ジュウネンさんは、故・重松敏則さんと合わせて「西の重松、東の中川」と言われたように、1990… 続きを読む »『現代雑木林事典』
先月7月6日(土)、環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive 実現に向けた方策の検討」(環境法政策学会、環境経済政策学会、環境社会学会)が開催され、私は環境社会学会の会員として短い講演とパネルディスカッ… 続きを読む »多様性のある社会が生物多様性を高める