『自然の文化人類学』
松井さんと初めてお会いしたのは今からちょうど10年前、2000年の初夏だったように思います。その日から約3年間、私は松井さんのご指導のもとで、沖縄・八重山諸島とのかかわりを生活の最優先として過ごしました。その後も、年に2… 続きを読む »『自然の文化人類学』
松井さんと初めてお会いしたのは今からちょうど10年前、2000年の初夏だったように思います。その日から約3年間、私は松井さんのご指導のもとで、沖縄・八重山諸島とのかかわりを生活の最優先として過ごしました。その後も、年に2… 続きを読む »『自然の文化人類学』
新しい年度が始まりました。大学で働いているので、元日に新しい年を迎えるよりも年度が切り替わるこの時期に、これからの1年をどうやって生きようかと考えることが多いです。社会の変化がとても早いので、そのスピードに遅れまいと、先… 続きを読む »『現代社会の理論』
2月中旬、私は依頼原稿を書くための取材で名古屋へ行きました。今年10月に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催されるので、それを見越して生物多様性の保全に関する記事を書くという仕事です。 大学の教員… 続きを読む »『森の健康診断』
今回は、私も原稿を寄せたこの新刊本を題材に、コラムを書き進めていきましょう。 編者の木平先生とは、これまで面識がありませんでしたが、1996年に先生が編まれた『森林環境保全マニュアル』(朝倉書店)は、私に強い影響を与えた… 続きを読む »『みどりの市民参加』
先月、京都で開かれた環境社会学会のセミナーで、滋賀県知事の嘉田由紀子さんによる特別講演がありました。嘉田さんは環境社会学会の会長を務めたこともあり、学会では中心的な役割を果たしてこられましたが、4年前に学者から政治家に転… 続きを読む »『生活環境主義でいこう!』
これまで、このコラムでは、刊行されてしばらく経った本ばかりを取り上げてきましたが、たまには新刊本も扱いましょう。今年の9月に出た上下2冊約450ページの本です。平易に書かれているので、興味があれば、読み通せると思います。… 続きを読む »『里地里山文化論(上・下)』
私が大学院生時代から関心を持ち、今でも興味を持ち続けているのが、一定の範囲の地域の自然を守ろうとする市民団体です。自宅から近い町田市や横浜市などでは、残存する緑に比べて人口がとても多いので、すぐれた里山景観が残っている場… 続きを読む »『土の匂いの子』
私が市民活動にかかわるようになったのは今から十数年前のことです。鶴見川の支流の恩田川の上流にある小さな谷戸を保全するために活動してきた「恩田の谷戸ファンクラブ」という市民団体に入りました。活動に続けて参加し、スタッフの話… 続きを読む »『自然へのまなざし』
先月のコラムの最後を、私はこう締めくくりました。 あなたにとっての里山とはどういう意味があるのか、私はとても興味があります。 つまり、第三者的に里山の重要性を語ることは(必要ですが)つまらないので、1人の個人にとって、一… 続きを読む »映画『平成狸合戦ぽんぽこ』