『さとやま』
3.11以降、当然、このコラムを書く気持ちに変化がありました。原発事故に何も言及せずに、ただ里山に関して語ることが難しくなりました。 けれども、こうも考えます。私は10代の頃に原発のことを考えるようになり、その後、地球環… 続きを読む »『さとやま』
3.11以降、当然、このコラムを書く気持ちに変化がありました。原発事故に何も言及せずに、ただ里山に関して語ることが難しくなりました。 けれども、こうも考えます。私は10代の頃に原発のことを考えるようになり、その後、地球環… 続きを読む »『さとやま』
私は、この本の著者・桝潟さんが代表者となっている研究プロジェクトに参加しています。ローカル・フードシステムの社会的意義について調査研究するというプロジェクトです。 今日、食の生産→流通→消費→廃棄という流れを決める仕組み… 続きを読む »『有機農業運動と<提携>のネットワーク』
「趣味は何ですか?」と尋ねられると、答えに窮したものでした。学生の頃は、よく音楽を聞き、しばしば映画や芝居を見たりしていたので、音楽鑑賞、映画・演劇鑑賞と答えることが多かったのですが、最近は、このために時間を割くことがめ… 続きを読む »『雑草と楽しむ庭づくり』
3.11東日本大震災から80日ほど経ちましたが、地震・津波による被害は甚大だったため、復興には長い時間を要するしょうし、福島第一原発の事故は収束する気配がありません。こうした状況において、今回のコラムでは、原発関連図書の… 続きを読む »『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』
昨秋、同僚であった新妻さんが亡くなりました。その時から5か月近く経ちますが、新しい年度に変わる前に何か書いておきたいと思って、今回は毎日出版文化賞を受賞したこの本を取り上げることにしました。 新妻さんを形容するのに適当な… 続きを読む »『種の起原をもとめて』
2月末、ある学生から完成したばかりの卒論が送られてきました。今年度は、私の文章を読んだ数人の他大学の学生から連絡をいただき、何度か個別に話をする機会があり、そのうちの1人が400字詰め原稿用紙275枚に及ぶ力作を書き上げ… 続きを読む »『「サザエさん」的コミュニティの法則』
まだ発行間もないこの本は、認定NPO法人自然環境復元協会が設立20周年を記念して作ったものです。編集した自然環境復元協会の前身は自然環境復元研究会といい、1990年代前半に、信山社出版/信山社サイテックから「自然復元特集… 続きを読む »『写真で見る自然環境再生』
この本は私の弟が最近出した短歌評論集です。 これまで、このコラムでは、本や映像を紹介するという体裁をとりながらも、内容について踏み込むことは少なく、私と著者とのかかわりをたどることで、人が人に出会い、学ぶことについて考え… 続きを読む »『短歌は記憶する』
11月は自宅の引っ越しがあり、学園祭などの秋のイベントがいくつもありと、せわしなくなることは予想されていました。しかし、まさか、大学の同じ学科で働くかけがえのない2人の先生(新妻昭夫先生、荒井英子先生)が、相次いでお亡く… 続きを読む »『里山復権』