『市民的コモンズとは何か』
李妍焱『市民的コモンズとは何か―理論と実践者との対話』(2025年、ミネルヴァ書房) 著者の李妍焱(リ・ヤンヤン)さんは、駒澤大学で教える社会学者で、専門は日本と中国の市民社会とソーシャルイノベーション。また、日中市民社… 続きを読む »『市民的コモンズとは何か』
李妍焱『市民的コモンズとは何か―理論と実践者との対話』(2025年、ミネルヴァ書房) 著者の李妍焱(リ・ヤンヤン)さんは、駒澤大学で教える社会学者で、専門は日本と中国の市民社会とソーシャルイノベーション。また、日中市民社… 続きを読む »『市民的コモンズとは何か』
南房総で地域づくりに関わっている人たちが開いているオンライン読書会に参加し始めて、ちょうど5年が経過した。最近は、本を読む量がめっきり減っているので、この読書会で取りあげる本を読むことは、最低限の読書時間を保つのに役立っ… 続きを読む »『庭の話』
本書は、東京の郊外、多摩丘陵の一角に位置する八王子市堀之内地区の環境史であり、この小さな地域社会の歴史分析をもとに、これまでの里山論に欠けていた弱点を補う狙いを持って書かれた。ある郊外地域の環境史研究として、多くの史資料… 続きを読む »『里山と地域社会の環境史』
2020年代初め、新型コロナウイルス感染症が拡大し、人びとはステイホームやリモートワークを体験した。その後、コロナ以前の仕事や暮らしが戻ってきたが、コロナ禍をきっかけに移住や二拠点居住を始めたり、社会的起業に踏み出した人… 続きを読む »構えないでいられるコミュニティとのフラットな関係
2025年元日配信の「里山と暮らしをつなぐメールマガジン」が、記念すべき200号となった。2008年6月に創刊号を配信して以降、今年で18年目に突入したことになる。 この機会に、創刊号がどのような内容だったのかを調べてみ… 続きを読む »会員参加の場としてのメルマガ
講師を務める講座のご案内です。 まちだ市民大学HATS環境公開講座「身近な自然はなぜ大事なのか?~町田の緑を生かし、緑と暮らす」 かつて人びとは身近な自然に頼って暮らしていましたが、現代では人間と自然の関係が希薄になって… 続きを読む »身近な自然はなぜ大事なのか?
門田岳久『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学: 地方からの叛逆』(2023年、慶応義塾大学出版会) 今月から、NORAの立ち上げメンバーの1人で、佐渡に移住して20年以上になる十文字さんが、新しいコラムを書き始めることになった。… 続きを読む »『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し
中野剛志『変異する資本主義』(2021年、ダイヤモンド社) 本書では、コロナパンデミックと中国の大国化を背景に、新自由主義を掲げてグローバルに展開されてきた資本主義が、近年大きく変異しつつあり、「社会主義」に向かっている… 続きを読む »『変異する資本主義』