祈りとしての学術研究とNPO実践
最近、死について考えることが多い。昨年の夏に母を亡くし、秋には従兄弟が知らないうちに亡くなっていた。そして、今年の正月明け、義母は緊急搬送され入院後1週間で亡くなった。正月には妻の実家で和やかに食卓を囲んだのに。このとこ… 続きを読む »祈りとしての学術研究とNPO実践
最近、死について考えることが多い。昨年の夏に母を亡くし、秋には従兄弟が知らないうちに亡くなっていた。そして、今年の正月明け、義母は緊急搬送され入院後1週間で亡くなった。正月には妻の実家で和やかに食卓を囲んだのに。このとこ… 続きを読む »祈りとしての学術研究とNPO実践
2024年1月18日付けで、町田市の「モノレール沿線まちづくり構想(素案)」に対して意見を提出しました。その後、2月29日に市民意見の募集実施結果が発表されました(応募者数66名、意見総数138件) 以下に、私の意見とそ… 続きを読む »モノレール沿線まちづくり構想(素案)に関する意見
門田岳久『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学: 地方からの叛逆』(2023年、慶応義塾大学出版会) 今月から、NORAの立ち上げメンバーの1人で、佐渡に移住して20年以上になる十文字さんが、新しいコラムを書き始めることになった。… 続きを読む »『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』(監督:ジュリアン・テンプル) 昨年末、映画を続けて見る機会があった。年末は年賀状を書くのが通例だったが、喪中のためにその時間が空いたためだったか、『プリズン・サークル』『君たちはど… 続きを読む »『シェイン』
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し
風巻浩・金迅野『ヘイトをのりこえる教室:ともに生きるためのレッスン』(2023年、大月書店) 私にとって金迅野さんは、多くの刺激を受けてきた人であり、頼りにしている人である。いつも穏やかであるが、対面すると自分の真の姿が… 続きを読む »『ヘイトをのりこえる教室』
中野剛志『変異する資本主義』(2021年、ダイヤモンド社) 本書では、コロナパンデミックと中国の大国化を背景に、新自由主義を掲げてグローバルに展開されてきた資本主義が、近年大きく変異しつつあり、「社会主義」に向かっている… 続きを読む »『変異する資本主義』
今期の本コースでは、広い意味での「学び」にフォーカスします。学校教育に象徴される公教育では、今ある社会に適した人材を養成しようとしますが、現在地球規模で生じている環境問題は、現行の社会経済活動の総体が生み出している問題で… 続きを読む »環境運動のパブリックヒストリーPart4:持続可能な社会を自前でつくる実践的な学び
1.はじめに 私は、これまで自らの研究や実践についてアクションリサーチという言葉を用いて考えることがなかった。アクションリサーチと聞くと、コミュニティ開発に向けた参加型調査について研究者の視点から語るようなイメージを抱い… 続きを読む »アクションリサーチと当事者研究、ガバナンス論との接点