『日本農業への正しい絶望法』ほか
事務仕事やルーティン的な仕事をしているとすぐに飽きてしまうので、気晴らしが必要になります。テレビでスポーツを見ることでも気晴らしになりますが、できれば良い本に出会って、新しい世界に触れたいと願っています。だから、決まった… 続きを読む »『日本農業への正しい絶望法』ほか
事務仕事やルーティン的な仕事をしているとすぐに飽きてしまうので、気晴らしが必要になります。テレビでスポーツを見ることでも気晴らしになりますが、できれば良い本に出会って、新しい世界に触れたいと願っています。だから、決まった… 続きを読む »『日本農業への正しい絶望法』ほか
7/15(月祝)、横浜でTPPに関するセミナー「私たちが選ぶTPPと社会のゆくえ―岩上安身さんを迎えて」を開催しました。TPPについては、貿易の自由化を巡る過去の問題の印象から、農業や自動車などの関税の問題として捉えられ… 続きを読む »『雑食動物のジレンマ』
舞台は、農業の盛んな南フランスのバルジャック村です。2006年、この村では学校給食と高齢者への配食をオーガニックに変えました。この映画は、この挑戦の1年間を撮影したドキュメンタリーです。私はゼミで学生たちとともに観ました… 続きを読む »映画『未来の食卓』
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故は、これまで原子力発電に関する多くの研究蓄積のある環境社会学の研究者にとって、まったくの想定外ではなかったはずである。巨大地震が頻発する日本列島において、原子力発電所を稼働さ… 続きを読む »環境社会学の公共性
この映画は山形県庄内地方で伝え守られてきた在来作物の話です。 現在、市場に流通する野菜のほとんどはF1種と呼ばれるもので、交配によって作られた品種の一代目です。家庭菜園・ベランダ菜園を始めようとして、ホームセンターで種を… 続きを読む »映画『よみがえりのレシピ』
著者の菅豊(すが・ゆたか)さんには、大学院生の頃からお世話になっており、いつもその研究と実践(闘牛!)から刺激を受け続けています。先日、その菅さんから、映画の上映会の案内がありました。今月、渋谷にて、菅さん監修による長編… 続きを読む »『川は誰のものか』
著者は『フラッシュモブズ』(NTT出版、2011年)という本で、ネット時代における世界中の市民の動きを論じ、従来の社会運動研究とは違うアプローチが注目されていました。本書は、その著者が昨年上梓したもので、新しいタイプのデ… 続きを読む »『デモのメディア論
2月末、仙台へ行く用事があったので、仙台空港や閖上地区などまで足をのばし、約2年前に大津波に襲われた地域の復旧・普及の様子を見てきました。私はなぜか仙台平野から太平洋を眺めたかったのですが、沿岸一帯は堤防や海岸林などの復… 続きを読む »『森林飽和』
本書の最初の方に、構造災とは、簡単にいうと、科学と技術と社会のあいだの界面(インターフェイス)で起こる災害をさす」と定義がありますが、これだけを読んでもわかりにくいでしょう。著者は、福島第一原子力発電所事故を念頭に置き、… 続きを読む »『構造災』