『ドローダウン』
ポール・ホーケン『ドローダウン―地球温暖化を逆転させる100の方法』(2021年、山と渓谷社) 2015年のパリ協定以降、気候危機は直ちに対応すべきグローバルな課題となった。もちろん、1992年にリオデジャネイロで開催さ… 続きを読む »『ドローダウン』
ポール・ホーケン『ドローダウン―地球温暖化を逆転させる100の方法』(2021年、山と渓谷社) 2015年のパリ協定以降、気候危機は直ちに対応すべきグローバルな課題となった。もちろん、1992年にリオデジャネイロで開催さ… 続きを読む »『ドローダウン』
安藤聡彦・林美帆・丹野春香編『公害スタディーズ:悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』(2021年、ころから) 近年、「公害」という言葉を見聞きする機会は減少し、社会の関心も薄らいでいるように思われる。一方で、そうした動きに抗う… 続きを読む »『公害スタディーズ』
『不安な質問』(85分、松川八洲雄監督、1979年) この映画は、都市に暮らす消費者が自給をめざして立ち上げた「たまごの会」の記録映画である。先日、この団体のキーパーソンで、映画制作ではプロデューサーとして関わった故・湯… 続きを読む »『不安な質問』(たまごの会)
マイケル・サンデル『実力も運のうち―能力主義は正義か?』(早川書房、2021年) 本書は、NHK『ハーバード白熱教室』で知られるアメリカの哲学者サンデルが能力主義(メリトクラシー)に対して根源的な批判を展開した本である。… 続きを読む »『実力も運のうち―能力主義は正義か?』
熊本博之『交差する辺野古―問い直される自治』(勁草書房、2021年) 先月7/27(火)、私が担当する梨の木ピースアカデミー(NPA)の講座「誰ひとり取り残さない環境論―生きる場・生きる証が大事にされる社会へ」に、本書の… 続きを読む »『交差する辺野古』
東千茅『人類堆肥化計画』(2020年、創元社) コロナ禍に立ち上げた家族経営の出版社「野兎舎(やとしゃ)」は、今年2月に初めての書籍として松村正直『駅へ[新装版]』を出した。この本は、ほとんどネットで販売しているのだが、… 続きを読む »『人類堆肥化計画』
近藤康久・大西秀之編『環境問題を解く』(2021年、かもがわ出版) 本書は、総合地球環境学研究所のオープンチームサイエンス・プロジェクトが、環境問題を解くためには、ひらかれた協働研究が必要という信念をもとに取り組んできた… 続きを読む »『環境問題を解く』
下山進『アルツハイマー征服』(2021年、KADOKAWA) 1/14(木)朝、母が緊急搬送されたと連絡があった。夜も明けないうちに出歩いていて転倒。側頭部に出血している状態を発見してくれた人が通報してくれたらしい。雪の… 続きを読む »『アルツハイマー征服』
斎藤幸平『人新世の「資本論」』(2020年、集英社) 先日、年下の友人から「『人新世の「資本論』」読まれましたか?・・・斎藤さんの書いていることは、松村さんが実践しようとされていることにも近いように思いました。」というメ… 続きを読む »『人新世の「資本論」』