『希望の国のエクソダス』
8月30日(日)、安保関連法案に反対する人びとが国会周辺に、主催者発表で約12万人 、警視庁調べで3万人余りが集まり、大規模な抗議行動がおこなわれた。同日、全国では少なくとも300か所以上で、一斉行動としてデモや集会が開… 続きを読む »『希望の国のエクソダス』
8月30日(日)、安保関連法案に反対する人びとが国会周辺に、主催者発表で約12万人 、警視庁調べで3万人余りが集まり、大規模な抗議行動がおこなわれた。同日、全国では少なくとも300か所以上で、一斉行動としてデモや集会が開… 続きを読む »『希望の国のエクソダス』
最近、里山に通うよりも、安保法制に反対する意思を表すため、国会前でおこなわれる抗議行動に参加している。私が足を運んでいるのは、SEALDs(シールズ:Students Emergency Action forLibera… 続きを読む »『民主主義の条件』
最近、いくつか「地域」をキーワードにした企画にかかわったので、今回のコラムでは、「地域」について考えていることを記しておきたい。 まずは、この1ヶ月ほどの間にかかわった「地域」がらみの企画を3つ挙げる。(1) 大学の所属… 続きを読む »『地域力の再発見』
5月30日(土)、勤務校で開かれた春の学園祭に合わせて、私の所属学科ではシンポジウム「地域の力×若者の力による豊かさの創造」を開催した。シンポジウムのチラシに私は、次のように趣旨を記した。 2014年、通称「増田レポート… 続きを読む »『農山村は消滅しない』
本書は、平和研究・平和学を初めて学ぶ大学生向けのテキストとして書かれた『学生のためのピース・ノート』(御茶の水書房、2013年)の全面改訂版である。私は第10章に「里山の遺産を活かしたコミュニティの可能性―持続可能な地域… 続きを読む »『学生のためのピースノート2』
本書はamazonの歴史・地理>昭和・平成部門でベストセラー1位(4月1日現在)。昨年10月に刊行され、約半年が過ぎたものの、よく売れているようだ。本書の内容については、ネット上でもよく取り上げられているので、そこでの紹… 続きを読む »『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
1月下旬~2月中旬にかけて、三島、川崎、西淀川を立て続けて訪ねた。これらは、日本の公害史、特に大気汚染問題の歴史をたどるとき、たいてい参照される有名な地域という共通点がある。当初は、公害史を振り返るという目的が明確ではな… 続きを読む »『「問い」としての公害』
信頼を寄せている年上の友人が加藤典洋の本をよく読んでおり、しばしば私にも勧めてくださるのだが、これまで今ひとつ腑に落ちることがなかった。しかし、本書は違った。環境-社会を考える人にとって、大変示唆に富む重要な本だと感じた… 続きを読む »『人類が永遠に続くのではないとしたら』
市野川容孝『社会』(岩波書店、2006年) 大塚英志『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田国男入門』(KADOKAWA、2014年) 宮台真司『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎、2… 続きを読む »「社会」を考える3冊