人に出会いたいから書く
このコラムで取りあげる本や映像の基準は、そのとき、その本や映像について、何かを書き残しておきたいと思うものである。本を読んだり映像を見たりしながら、その書き手や作り手が表現しようと思った動機、逆に言えば、彼/彼女らを表現… 続きを読む »人に出会いたいから書く
このコラムで取りあげる本や映像の基準は、そのとき、その本や映像について、何かを書き残しておきたいと思うものである。本を読んだり映像を見たりしながら、その書き手や作り手が表現しようと思った動機、逆に言えば、彼/彼女らを表現… 続きを読む »人に出会いたいから書く
李妍焱『市民的コモンズとは何か―理論と実践者との対話』(2025年、ミネルヴァ書房) 著者の李妍焱(リ・ヤンヤン)さんは、駒澤大学で教える社会学者で、専門は日本と中国の市民社会とソーシャルイノベーション。また、日中市民社… 続きを読む »『市民的コモンズとは何か』
2025年元日配信の「里山と暮らしをつなぐメールマガジン」が、記念すべき200号となった。2008年6月に創刊号を配信して以降、今年で18年目に突入したことになる。 この機会に、創刊号がどのような内容だったのかを調べてみ… 続きを読む »会員参加の場としてのメルマガ
最新のカネミ油症問題の概要と課題についてわかりやすく伝える冊子を、カネミ油症被害者支援センター(YSC)のメンバーとして制作する計画があるので、まずは初稿を書いてみました。 1.カネミ油症事件とは? カネミ油症とは、1… 続きを読む »15分でわかるカネミ油症問題のいま
宮垣元『NPOとは何か』(2024年、中央公論新社) 本書は、NPOに関する新書サイズの基本書という位置づけになるだろう。特に日本のNPOについて、知っておきたいことや考えるべき論点などが、コンパクトに手堅くまとめられて… 続きを読む »『NPOとは何か』
全国雑木林会議編『現代雑木林事典』(2001年、百水社) 2か月前の7月1日、中川重年さん(以下、ジュウネンさん)が亡くなった。ジュウネンさんは、故・重松敏則さんと合わせて「西の重松、東の中川」と言われたように、1990… 続きを読む »『現代雑木林事典』
7/6(土)開催の環境3学会合同シンポジウム「Nature Positive: 実現に向けた方策の検討」に、環境社会学会を代表して登壇することになった。この会合の中で短く話題提供する時間が与えられているが、そのタイトル(… 続きを読む »なぜネイチャーポジティブの動向に素直に喜べないのか?
最近、死について考えることが多い。昨年の夏に母を亡くし、秋には従兄弟が知らないうちに亡くなっていた。そして、今年の正月明け、義母は緊急搬送され入院後1週間で亡くなった。正月には妻の実家で和やかに食卓を囲んだのに。このとこ… 続きを読む »祈りとしての学術研究とNPO実践
先月、急な山道を歩いているとき、右足ふくらはぎの肉離れを起こした。肉離れ初めてのことで、何の前ぶれもなかったし、斜面地で里山保全作業することは珍しくないので、なぜけがをしたのか納得がいかなかった。もっとも、けがや事故の多… 続きを読む »頭の中の棚卸し