『写真で見る自然環境再生』
まだ発行間もないこの本は、認定NPO法人自然環境復元協会が設立20周年を記念して作ったものです。編集した自然環境復元協会の前身は自然環境復元研究会といい、1990年代前半に、信山社出版/信山社サイテックから「自然復元特集… 続きを読む »『写真で見る自然環境再生』
まだ発行間もないこの本は、認定NPO法人自然環境復元協会が設立20周年を記念して作ったものです。編集した自然環境復元協会の前身は自然環境復元研究会といい、1990年代前半に、信山社出版/信山社サイテックから「自然復元特集… 続きを読む »『写真で見る自然環境再生』
こんにちは。ただいま紹介いただきました松村と申します。タイトルは「市民参加による里山保全の社会学」としました。 ここまでは、比較的、里山それ自体についての研究報告が多くありましたけども、私の場合には、里山で木を伐ったり草… 続きを読む »市民参加による里山保全の社会学
元・平塚市博物館の館長で、その後、神奈川大学で教鞭を執られていた浜口哲一さんが、5月3日にお亡くなりになりました。私は浜口さんの著作の愛読者に過ぎませんが、2回だけお話しをしたことがあります。今年は、浜口さんとお近づきに… 続きを読む »『生きもの地図が語る街の自然』
2月中旬、私は依頼原稿を書くための取材で名古屋へ行きました。今年10月に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催されるので、それを見越して生物多様性の保全に関する記事を書くという仕事です。 大学の教員… 続きを読む »『森の健康診断』
今回は、私も原稿を寄せたこの新刊本を題材に、コラムを書き進めていきましょう。 編者の木平先生とは、これまで面識がありませんでしたが、1996年に先生が編まれた『森林環境保全マニュアル』(朝倉書店)は、私に強い影響を与えた… 続きを読む »『みどりの市民参加』
私が大学院生時代から関心を持ち、今でも興味を持ち続けているのが、一定の範囲の地域の自然を守ろうとする市民団体です。自宅から近い町田市や横浜市などでは、残存する緑に比べて人口がとても多いので、すぐれた里山景観が残っている場… 続きを読む »『土の匂いの子』
私が市民活動にかかわるようになったのは今から十数年前のことです。鶴見川の支流の恩田川の上流にある小さな谷戸を保全するために活動してきた「恩田の谷戸ファンクラブ」という市民団体に入りました。活動に続けて参加し、スタッフの話… 続きを読む »『自然へのまなざし』
前回のコラムでは、森林ライター・浜田久美子さんとの出会いに触れつつ、ご著書を数冊紹介しました。せっかくの機会だと思ってメルマガを浜田さんにお届けしたところ、すぐに返信がありました。承諾を得て、以下に引用します。 驚きと共… 続きを読む »『割り箸が地域と地球を救う』
1.里地里山保全における「市民参加」 最初に、里地里山保全における「市民参加」とは何かを考えてみよう。そもそも伝統的に里地里山では、地域住民が生物資源を得るために管理していたが、この場合は市民参加と呼ばず、その必要性に… 続きを読む »里地・里山つくりにおける市民参加の論点