現代の都市型社会における里山の価値
(司会) 今日は関東学院大学人間環境学部教養学会主催の講演会になります。こちらに今日の講師の松村正治先生がいらっしゃいます。拍手でお迎えください。簡単に私からプロフィールをご紹介します。恵泉女学園大学人間社会学部の准教授… 続きを読む »現代の都市型社会における里山の価値
(司会) 今日は関東学院大学人間環境学部教養学会主催の講演会になります。こちらに今日の講師の松村正治先生がいらっしゃいます。拍手でお迎えください。簡単に私からプロフィールをご紹介します。恵泉女学園大学人間社会学部の准教授… 続きを読む »現代の都市型社会における里山の価値
昨年、富士山が世界文化遺産に登録されたのを契機に、あらためて脚光を浴びるようになりました。夏の富士登山はますます人気のようで、昨年は山小屋の予約が難しかったという話を聞きました。この富士山ブームに乗るように、関連する特産… 続きを読む »『富士山は里山である』
前回に引き続き、今号でも5冊を取り上げます。 平松剛『光の教会―安藤忠雄の現場』 本書も大宅壮一ノンフィクション賞を獲っていますが、少し古く、第32回(2001年)の受賞作です。 さて、昨年、瀬戸内芸術祭期間中に、初めて… 続きを読む »年末年始に読んだ本(2)
この本の中身を高く評価しているわけではありません。内容的には、あまり目新しいものはありませんし、取材も深く掘り下げられたものではありません。それでも取り上げたのは、最近の食・農のブームに関して感じている問題意識を表現する… 続きを読む »『フード左翼とフード右翼』
先日、中高・大学と同期の友人から、「研修で藻谷さん(本書の著者)と一緒にいるところだけれど、松村は『里山資本主義』を読んだ?」と連絡がありました。本書が「発売1ヶ月で10万部突破!!」という派手な帯とともに、本屋で平積み… 続きを読む »『里山資本主義』
事務仕事やルーティン的な仕事をしているとすぐに飽きてしまうので、気晴らしが必要になります。テレビでスポーツを見ることでも気晴らしになりますが、できれば良い本に出会って、新しい世界に触れたいと願っています。だから、決まった… 続きを読む »『日本農業への正しい絶望法』ほか
舞台は、農業の盛んな南フランスのバルジャック村です。2006年、この村では学校給食と高齢者への配食をオーガニックに変えました。この映画は、この挑戦の1年間を撮影したドキュメンタリーです。私はゼミで学生たちとともに観ました… 続きを読む »映画『未来の食卓』
この映画は山形県庄内地方で伝え守られてきた在来作物の話です。 現在、市場に流通する野菜のほとんどはF1種と呼ばれるもので、交配によって作られた品種の一代目です。家庭菜園・ベランダ菜園を始めようとして、ホームセンターで種を… 続きを読む »映画『よみがえりのレシピ』
2月末、仙台へ行く用事があったので、仙台空港や閖上地区などまで足をのばし、約2年前に大津波に襲われた地域の復旧・普及の様子を見てきました。私はなぜか仙台平野から太平洋を眺めたかったのですが、沿岸一帯は堤防や海岸林などの復… 続きを読む »『森林飽和』