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社会学

『三陸海岸大津波』『熊嵐』『陸奥爆沈』

中高時代、吉村昭氏の文庫本は家の書棚にいくつも置かれていました。読書好きの弟がそれを読んでいたのですが、当時の私はその硬質な文体を敬遠していました。しかし、近頃は何かとかこつけて読んでいます。当時の本は処分してしまいまし… 続きを読む »『三陸海岸大津波』『熊嵐』『陸奥爆沈』

『里山資本主義』

先日、中高・大学と同期の友人から、「研修で藻谷さん(本書の著者)と一緒にいるところだけれど、松村は『里山資本主義』を読んだ?」と連絡がありました。本書が「発売1ヶ月で10万部突破!!」という派手な帯とともに、本屋で平積み… 続きを読む »『里山資本主義』

環境社会学の公共性

 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故は、これまで原子力発電に関する多くの研究蓄積のある環境社会学の研究者にとって、まったくの想定外ではなかったはずである。巨大地震が頻発する日本列島において、原子力発電所を稼働さ… 続きを読む »環境社会学の公共性