多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド
昨年から大学で「多摩丘陵の自然と社会」という授業科目を担当しています。大学のキャンパスは多摩丘陵に位置し、北側(多摩市側)に多摩ニュータウン、南側(町田市側)に比較的よくまとまった里山があるという立地特性があります。しか… 続きを読む »多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド
昨年から大学で「多摩丘陵の自然と社会」という授業科目を担当しています。大学のキャンパスは多摩丘陵に位置し、北側(多摩市側)に多摩ニュータウン、南側(町田市側)に比較的よくまとまった里山があるという立地特性があります。しか… 続きを読む »多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド
小沢健二(2007)『企業的な社会、セラピー的な社会』ドアノック・ミュージック. 学生時代、オザケンは小山田圭吾とバンド「フリッパーズ・ギター」を組み、英国のネオアコ、ギターポップの影響が強いその音楽性によって、音楽好き… 続きを読む »『企業的な社会、セラピー的な社会』
先日、「社会が変わるべき今、社会をどう変えるか?」というタイトルで、高校生を相手に話をする機会がありました。これは、高校生に向けた投げかけであると同時に、私自身が今まさに考えている問題でもありました。もちろん、この問いの… 続きを読む »『社会を変えるには』
脱原発デモや集会のチラシでよく目にする「たんぽぽ舎」。東京・水道橋の古いビルにある「たんぽぽ舎」は、チェルノブイリ原発事故後、食品の放射能汚染を測定器を使い市民のために調べる活動からスタート。デモや集会、勉強会など20… 続きを読む »「たんぽぽ舎」って何?
「シビック・アグリカルチャー」とは耳慣れない言葉だと思いますが、副題の「食と農を地域にとりもどす」がこの本のメッセージを伝えています。 本書は、アメリカの農業とフードシステム(食の生産、加工、流通、消費等の仕組み)が産業… 続きを読む »『シビック・アグリカルチャー』
しばしば里山は、人と自然が共生してきた景観として、理想的にイメージされますが、実際はどうだったのでしょうか。あるいは、もっと一般化して、日本人は自然と調和して暮らしてきたと言われることがありますが、本当にそうだったのでし… 続きを読む »『植生景観史入門』
先日、横浜市内の里山保全をめぐる動きについて、ここ四半世紀くらいの同時代史をまとめて、そこから言えることを論文にまとめました。昨年末あたりから取り掛かり、いったん仕上げたのですが、いろいろと書きなおすべき点が多くて修正に… 続きを読む »『日日是好日』
都市の空間は、社会から求められる機能を十分に発揮するために合理的に作られています。しかも、その機能はかなり単純化されています。たとえば、道路は自動車が通るところ、学校は生徒が勉強するところ、病院は病気を治すところ。そして… 続きを読む »人と里山のコミュニケーション
主人公のタエ子は、東京の会社に勤める27歳のOLです。彼女は長期休暇をとって、ベニバナの収穫期に、義兄の親戚の農家を手伝いに山形へ行きます。物語は、東京育ちで田舎にあこがれていた小学5年生の思い出が、ときどきあふれ出し、… 続きを読む »映画『おもひでぽろぽろ』