論文・報告

現代里山考

出版される予定の本の原稿として書いたものですが、お蔵入りになってしまったので、ここに残しておきます。 1.自然・文化遺産としての里山  今日、里山は守るべき価値のある自然として、日本社会の中で広く理解されています。ところ… 続きを読む »現代里山考

環境社会学の公共性

 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故は、これまで原子力発電に関する多くの研究蓄積のある環境社会学の研究者にとって、まったくの想定外ではなかったはずである。巨大地震が頻発する日本列島において、原子力発電所を稼働さ… 続きを読む »環境社会学の公共性

『記録されなかったムラの記憶』(抜粋)

西表島の中央部に稲葉という小さな集落があった。  浦内川中流域の沿岸に位置していたが、一九七〇年頃に廃村となった。 稲葉は水田に恵まれていたので、集落に住む人びとの暮らしは豊かだったと記憶されている。 しかし、稲葉につい… 続きを読む »『記録されなかったムラの記憶』(抜粋)

生活環境主義

メディアは、毎日のように、地球の温暖化や生物多様性の減少など、環境問題が急速に悪化していることを伝えている。そして、私たち1人1人の生活を環境に優しいものに変えていこうと呼びかけている。こうしたエコ推進への呼びかけに応じ… 続きを読む »生活環境主義