映画『よみがえりのレシピ』
この映画は山形県庄内地方で伝え守られてきた在来作物の話です。 現在、市場に流通する野菜のほとんどはF1種と呼ばれるもので、交配によって作られた品種の一代目です。家庭菜園・ベランダ菜園を始めようとして、ホームセンターで種を… 続きを読む »映画『よみがえりのレシピ』
この映画は山形県庄内地方で伝え守られてきた在来作物の話です。 現在、市場に流通する野菜のほとんどはF1種と呼ばれるもので、交配によって作られた品種の一代目です。家庭菜園・ベランダ菜園を始めようとして、ホームセンターで種を… 続きを読む »映画『よみがえりのレシピ』
2月末、仙台へ行く用事があったので、仙台空港や閖上地区などまで足をのばし、約2年前に大津波に襲われた地域の復旧・普及の様子を見てきました。私はなぜか仙台平野から太平洋を眺めたかったのですが、沿岸一帯は堤防や海岸林などの復… 続きを読む »『森林飽和』
昨年から大学で「多摩丘陵の自然と社会」という授業科目を担当しています。大学のキャンパスは多摩丘陵に位置し、北側(多摩市側)に多摩ニュータウン、南側(町田市側)に比較的よくまとまった里山があるという立地特性があります。しか… 続きを読む »多摩丘陵の自然と社会を学ぶブックガイド
「シビック・アグリカルチャー」とは耳慣れない言葉だと思いますが、副題の「食と農を地域にとりもどす」がこの本のメッセージを伝えています。 本書は、アメリカの農業とフードシステム(食の生産、加工、流通、消費等の仕組み)が産業… 続きを読む »『シビック・アグリカルチャー』
しばしば里山は、人と自然が共生してきた景観として、理想的にイメージされますが、実際はどうだったのでしょうか。あるいは、もっと一般化して、日本人は自然と調和して暮らしてきたと言われることがありますが、本当にそうだったのでし… 続きを読む »『植生景観史入門』
先日、横浜市内の里山保全をめぐる動きについて、ここ四半世紀くらいの同時代史をまとめて、そこから言えることを論文にまとめました。昨年末あたりから取り掛かり、いったん仕上げたのですが、いろいろと書きなおすべき点が多くて修正に… 続きを読む »『日日是好日』
都市の空間は、社会から求められる機能を十分に発揮するために合理的に作られています。しかも、その機能はかなり単純化されています。たとえば、道路は自動車が通るところ、学校は生徒が勉強するところ、病院は病気を治すところ。そして… 続きを読む »人と里山のコミュニケーション
主人公のタエ子は、東京の会社に勤める27歳のOLです。彼女は長期休暇をとって、ベニバナの収穫期に、義兄の親戚の農家を手伝いに山形へ行きます。物語は、東京育ちで田舎にあこがれていた小学5年生の思い出が、ときどきあふれ出し、… 続きを読む »映画『おもひでぽろぽろ』
多摩市内の上映会で『祝の島』を見たとき、いい映画だなと思いました。当日は纐纈監督のトークショーもあったのですが、その受け答えにもすっかり感心して、帰りがけに映画のパンフレットを購入し、監督からサインをもらいました。 昨年… 続きを読む »映画『祝の島』