生活環境主義の可能性の中心(仮)
はじめに 生活環境主義は、日本の環境社会学を代表する重要なパースペクティブの1つである。1980年代、環境問題の現場におけるフィールドワークをもとに、まとまりのある一定の理論と方法が提起され、これまでに豊富な事例研究が… 続きを読む »生活環境主義の可能性の中心(仮)
はじめに 生活環境主義は、日本の環境社会学を代表する重要なパースペクティブの1つである。1980年代、環境問題の現場におけるフィールドワークをもとに、まとまりのある一定の理論と方法が提起され、これまでに豊富な事例研究が… 続きを読む »生活環境主義の可能性の中心(仮)
梨の木舎ピースアカデミー(NPA)は、昨年6月に第1期が10コースでスタートした市民講座。原則隔週開催の6回連続講座で1区切りをつけるもので、先日、第2期の20コースが終了しました。共同代表の一人が内海愛子さん、全体コー… 続きを読む »梨の木舎ピースアカデミー「誰ひとり取り残さない環境論」
1.はじめに―男性スタッフの「寿退社」 先日、ある環境NPOに勤める知り合いの男性職員が退職した。その団体のほかの職員に彼の退職理由を聞くと、「最近、結婚して子どもができたので、今まで以上に頑張って働かなくてはいけなくな… 続きを読む »環境NPOの活動経験を生かした仕事づくり
秋は、考えるにはよい季節だ。蒸し暑い夏が過ぎ去ると、落ち着いて取り組もうという気持ちになる。学会大会・研究会・ワークショップなど、学び合うイベントも数多い。特に今年は、リモート参加できる機会が増えたので、興味のあるもの全… 続きを読む »環境・公共社会学/デジタルアーカイブ/実践者の学び
緑本:宮内泰介編(2013)『なぜ環境保全はうまくいかないのか―現場から考える「順応的ガバナンス」の可能性』新泉社.青本:宮内泰介編(2018)『どうすれば環境保全はうまくいくのか―現場から考える「順応的ガバナンス」の進… 続きを読む »緑本と青本をふりかえる
[1] 菅豊・北條勝貴編『パブリック・ヒストリー入門:開かれた歴史学への挑戦』(2019年、勉誠出版)[2] 渡部竜也『Doing History:歴史で私たちは何ができるか?(歴史総合パートナーズ9)』(2019年、清… 続きを読む »歴史と社会の対話―『パブリック・ヒストリー入門』ほか
4. 里山保全運動とその順応性―イデオロギーと制度化を超えて 要旨 本章では、日本の自然保護運動の中から、生物多様性が重視される時代になって国内に急速に拡がった里山保全運動――高度経済成長期(1960年代~70年代初め… 続きを読む »里山保全運動とその順応性
戦争について詠んだ歌を鑑賞することから、戦争の記録・記憶の継承について考えるという8月特別企画です。 今回読む本は、日清・日露戦争から太平洋戦争までの代表歌によるアンソロジー『戦争の歌』です。この本は、膨大な数にのぼる「… 続きを読む »8月特別企画「『戦争の歌』を読む」ご案内