兄弟対談で考えたこと
6/27(土)20:00~NORAサロン特別企画「松村正治×松村正直―家族・社会・場所・歴史・表現」で、弟と対談した。22:00過ぎにいったん閉会として、その後も参加者の半数くらいが残って懇談会を続け、23:30過ぎに終… 続きを読む »兄弟対談で考えたこと
6/27(土)20:00~NORAサロン特別企画「松村正治×松村正直―家族・社会・場所・歴史・表現」で、弟と対談した。22:00過ぎにいったん閉会として、その後も参加者の半数くらいが残って懇談会を続け、23:30過ぎに終… 続きを読む »兄弟対談で考えたこと
今年読んだ本の中から取り上げるに足るいくつかを、刊行年月日の古い順に簡単にふりかえる。 中野剛志『富国と強兵』東洋経済新報社(2016/12/9) 著者には多くの著作があるが、本書が主著である。いくつもの新書版を読むより… 続きを読む »2019年に読んだ本から10冊
歌人の弟が編集した『戦争の歌』(笠間書院、2018年)というアンソロジーがある。この本は、たかだか120ページの薄い本だけれど、中身の密度はかなり濃い。日清・日露から太平洋戦争に至る膨大な「戦争の歌」から代表歌51首が選… 続きを読む »『ぼくもいくさに征くのだけれど』
最近、ダークツーリズムという言葉をよく聞くようになった。戦跡や被災地など、死や悲しみの記憶を残す対象を訪ねる観光のことで、専門書に限らず、入門書やガイドブックなどの刊行が相次いでいる。 本書の著者は、ダークツーリズムに関… 続きを読む »『観光客の哲学』
先月9月中旬、里山保全活動を安全に進めるための研修を開催した。講師に志賀壮史さん(グリーンシティ福岡、日本環境保全ボランティアネットワーク)を招き、里山ボランティアの現場リーダーについて深く考えるとともに、安全管理を日頃… 続きを読む »声を聴く5作品
最近読んだ本の中から5冊を選んでみた。キーワードを挙げるとすれば、戦争、主体、責任、であろうか。私がこうした本に関心がある理由には、2つの系統があるように思う。1つは学問的な関心から、もう1つは家族史への関心からである。… 続きを読む »責任・主体・戦争を考える5冊
先日、学内の礼拝の場で、10代の頃に悩んでいたプライベートな問題について、特に家族や地域との関係について、話をする機会があった。すでに、断片的にはいくつかの機会で話をしてきたことなので、カミングアウトしたというつもりはな… 続きを読む »家族について考える5冊
本作品は、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続く、三上智恵監督によるドキュメンタリー映画である。これまでの三上作品では、高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設と、沖縄本島における米軍基地問題が描かれて… 続きを読む »映画『標的の島 風かたか』
沖縄国際大学で開かれた日本環境会議沖縄大会に参加してきた。おもに聞きたかったのは、以下の全体会・分科会であった。 1つ目は、新崎盛輝、宮本憲一、桜井国俊、我部政明という、なかなか重厚な登壇者が講演する全体会。この面子に同… 続きを読む »日本環境会議沖縄大会