新日本風土記「石垣島」感想
再放送も終わったので、新日本風土記「石垣島」の感想を。 個人的には、自衛隊配備問題の扱われ方が気になっていたが、映像には含まれていなかった。 その理由を想像すると、8/26の「あさイチ」で取り上げられたとき、市長・市議会… 続きを読む »新日本風土記「石垣島」感想
再放送も終わったので、新日本風土記「石垣島」の感想を。 個人的には、自衛隊配備問題の扱われ方が気になっていたが、映像には含まれていなかった。 その理由を想像すると、8/26の「あさイチ」で取り上げられたとき、市長・市議会… 続きを読む »新日本風土記「石垣島」感想
歌人の弟が編集した『戦争の歌』(笠間書院、2018年)というアンソロジーがある。この本は、たかだか120ページの薄い本だけれど、中身の密度はかなり濃い。日清・日露から太平洋戦争に至る膨大な「戦争の歌」から代表歌51首が選… 続きを読む »『ぼくもいくさに征くのだけれど』
最近、ダークツーリズムという言葉をよく聞くようになった。戦跡や被災地など、死や悲しみの記憶を残す対象を訪ねる観光のことで、専門書に限らず、入門書やガイドブックなどの刊行が相次いでいる。 本書の著者は、ダークツーリズムに関… 続きを読む »『観光客の哲学』
『新約聖書』「ヨハネによる福音書」16章20節~22節 20 はっきり言っておく。あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、世は喜ぶ。あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる。21 女は子供を産むとき、苦しむものだ。自分の… 続きを読む »死にゆく愛する人へ
本書は一般的にも高く評価されるに違いないが、私の場合、おそらく平均以上に響くものがあった。読んでいる間、青春時代が思い出され、久しぶりに恩師と再会したような感覚を抱いた。 本書は、宇沢弘文について書かれた分厚い評伝である… 続きを読む »『資本主義と戦った男』
3月24日(日)~27日(水)の日程で水俣を訪れたので、今回のコラムでは、おもに水俣で見たこと、聞いたこと、考えたことについて報告したい。 行くまで この水俣行きのきっかけは、12月中旬、法政大学多摩キャンパスで開催され… 続きを読む »水俣で見聞きし、考えたこと
1.脱成長をめぐる社会学的論点 著者は、約20年にわたり、環境社会学的な調査研究を進めつつ、環境NPOの一員として市民活動をおこなってきた。 本稿では、こうした経験を通して社会を見てきた著者が、今なぜ都市近郊の里山をいか… 続きを読む »低成長時代に都市近郊の里山で仕事をつくる
私はNORAの活動を通して、都市近郊の里山保全について考え行動しているが、一方で最近は、薄れゆく戦争や公害の記憶に抗い、被災者・被害者から話をうかがい、記録を探して考えている。 2018年10月10日(水)、シネマハウス… 続きを読む »映画『食卓の肖像』ほか
本発表では、市民による里山保全・森林ボランティア活動の経緯をたどり、現状と課題を確かめたうえで、これからの人びとと森林の関係性について、ボランティア体験という観点から考えていることを述べる。考え方としては、森林ボランティ… 続きを読む »森林ボランティア体験という生態系サービスの可能性