水俣で見聞きし、考えたこと
3月24日(日)~27日(水)の日程で水俣を訪れたので、今回のコラムでは、おもに水俣で見たこと、聞いたこと、考えたことについて報告したい。 行くまで この水俣行きのきっかけは、12月中旬、法政大学多摩キャンパスで開催され… 続きを読む »水俣で見聞きし、考えたこと
3月24日(日)~27日(水)の日程で水俣を訪れたので、今回のコラムでは、おもに水俣で見たこと、聞いたこと、考えたことについて報告したい。 行くまで この水俣行きのきっかけは、12月中旬、法政大学多摩キャンパスで開催され… 続きを読む »水俣で見聞きし、考えたこと
1.脱成長をめぐる社会学的論点 著者は、約20年にわたり、環境社会学的な調査研究を進めつつ、環境NPOの一員として市民活動をおこなってきた。 本稿では、こうした経験を通して社会を見てきた著者が、今なぜ都市近郊の里山をいか… 続きを読む »低成長時代に都市近郊の里山で仕事をつくる
私はNORAの活動を通して、都市近郊の里山保全について考え行動しているが、一方で最近は、薄れゆく戦争や公害の記憶に抗い、被災者・被害者から話をうかがい、記録を探して考えている。 2018年10月10日(水)、シネマハウス… 続きを読む »映画『食卓の肖像』ほか
本発表では、市民による里山保全・森林ボランティア活動の経緯をたどり、現状と課題を確かめたうえで、これからの人びとと森林の関係性について、ボランティア体験という観点から考えていることを述べる。考え方としては、森林ボランティ… 続きを読む »森林ボランティア体験という生態系サービスの可能性
今年はカネミ油症事件が発生して50年目に当たることから、10月17日(土)、長崎県五島市(福江島)で50周年記念事業「油症の経験を未来につなぐ集い」が開催された。私は3年前に初めてカネミ油症の現地調査のために五島列島を訪… 続きを読む »『みな、やっとの思いで坂をのぼる』
自然破壊とは、近代の負の産物である。こう考える人は、近代化の影響が及ぶ前、人間は自然と共生していたように思われるかもしれない。さらに、こう考える人が自然を守ろうとする場合、たとえば日本で言えば、燃料革命以前に、あるいはも… 続きを読む »『「自然」という幻想』
先月9月中旬、里山保全活動を安全に進めるための研修を開催した。講師に志賀壮史さん(グリーンシティ福岡、日本環境保全ボランティアネットワーク)を招き、里山ボランティアの現場リーダーについて深く考えるとともに、安全管理を日頃… 続きを読む »声を聴く5作品
『旧約聖書』「詩篇」138篇3節 呼び求めるわたしに答え あなたは魂に力を与え 解き放ってくださいました。 今年もまた礼拝で話す機会がめぐってきました。2011年以降、私は春学期の後半にこのような機会をいただいており、す… 続きを読む »私を話す / 話す
今年2018年は、明治維新150周年。政府は記念事業に積極的で、菅官房長官は「明治150年は、我が国にとって大きな節目。明治の精神に学ぶ、日本の強みを再認識することは極めて重要なことだ」とコメントしている。 山本義隆『近… 続きを読む »150年/100年/50年前を起点に考える3冊