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社会学

『脱成長』―反成長の思想ではなく成長主義への批判的思考

セルジュ・ラトゥーシュ『脱成長』(2020年、白水社) 年末も押し迫った12月27日の夜、私が担当している市民向けオンライン講座に、十文字修さん(いか福@Sado、元まいおか水と緑の会)をゲストに迎え、「街のエコロジー青… 続きを読む »『脱成長』―反成長の思想ではなく成長主義への批判的思考

コミュニティとコミュニケーション:社会より広い世界にふれる

先日、NPO法人こまちぷらすの寄付者向けの集まりに、ゲストとしてお話する機会をいただいた。代表の森さんやファンドレイジング担当の佐藤さんとは知り合いだったものの、今回のお誘いをいただいたときは意外に感じられた。これまで、… 続きを読む »コミュニティとコミュニケーション:社会より広い世界にふれる

環境運動のパブリックヒストリ-:自然と共生する社会づくりの経験

※新時代アジアピースアカデミー(NPA)第8期コース18概要より 近年、異常気象が頻発し、グローバルな環境危機がリアルに感じられるなかで、私たちはどのような社会を目ざし、その「ありたい社会」に向けてどのように行動すればよ… 続きを読む »環境運動のパブリックヒストリ-:自然と共生する社会づくりの経験

誰ひとり取り残さない環境論 Part5:ライフの視点から考えるSDGs時代の自由と正義

このコースでは、SDGsが目ざす「誰ひとり取り残さない」環境のあり方を考えます。ここで「環境」とは、人びとの生きる場というような意味で捉えていますので、人として生きる権利を保障する観点から、社会的包摂のための環境(自然・… 続きを読む »誰ひとり取り残さない環境論 Part5:ライフの視点から考えるSDGs時代の自由と正義

『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』

丸山康司・西城戸誠編『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』(2022年、新泉社) 本書の2人の編者や論考を寄せている数人の執筆者とは研究上の付き合いがあるので、刊行直後にご恵贈いただくことができた本である。手に取っ… 続きを読む »『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』

訃報を伝えないだろう

見田宗介さんの訃報を知った。理系の私が会社を辞めた後に環境社会学を学ぶようになったのは、『現代社会の理論』を読んだことが大きい。 しかし、私にとって見田宗介さんは、そうした学問的な影響よりも、母が繰り返す昔話に出てくる「… 続きを読む »訃報を伝えないだろう