映画『食卓の肖像』ほか
私はNORAの活動を通して、都市近郊の里山保全について考え行動しているが、一方で最近は、薄れゆく戦争や公害の記憶に抗い、被災者・被害者から話をうかがい、記録を探して考えている。 2018年10月10日(水)、シネマハウス… 続きを読む »映画『食卓の肖像』ほか
私はNORAの活動を通して、都市近郊の里山保全について考え行動しているが、一方で最近は、薄れゆく戦争や公害の記憶に抗い、被災者・被害者から話をうかがい、記録を探して考えている。 2018年10月10日(水)、シネマハウス… 続きを読む »映画『食卓の肖像』ほか
今年はカネミ油症事件が発生して50年目に当たることから、10月17日(土)、長崎県五島市(福江島)で50周年記念事業「油症の経験を未来につなぐ集い」が開催された。私は3年前に初めてカネミ油症の現地調査のために五島列島を訪… 続きを読む »『みな、やっとの思いで坂をのぼる』
今年2018年は、明治維新150周年。政府は記念事業に積極的で、菅官房長官は「明治150年は、我が国にとって大きな節目。明治の精神に学ぶ、日本の強みを再認識することは極めて重要なことだ」とコメントしている。 山本義隆『近… 続きを読む »150年/100年/50年前を起点に考える3冊
10月1日(日)、恵泉女学園大学(多摩市)で本作の上映会が開かれた。大学が主催し、知り合いの多い(一社)多摩循環型エネルギー協会が共催する、くわえて、自然エネルギー研究の第一人者である飯田哲也さん(認定NPO法人環境エネ… 続きを読む »映画『日本と再生』
近年、本屋に行くと渡辺京二氏の著作や関連本が、かなり目立つように感じる。これは、渡辺氏が70代後半になっても旺盛な執筆活動をされているからであるが、同時に、私が渡辺氏の書くことに対して、特に最近になって、強い関心を抱いて… 続きを読む »『渡辺京二』+『近代の呪い』
沖縄国際大学で開かれた日本環境会議沖縄大会に参加してきた。おもに聞きたかったのは、以下の全体会・分科会であった。 1つ目は、新崎盛輝、宮本憲一、桜井国俊、我部政明という、なかなか重厚な登壇者が講演する全体会。この面子に同… 続きを読む »日本環境会議沖縄大会
1月下旬~2月中旬にかけて、三島、川崎、西淀川を立て続けて訪ねた。これらは、日本の公害史、特に大気汚染問題の歴史をたどるとき、たいてい参照される有名な地域という共通点がある。当初は、公害史を振り返るという目的が明確ではな… 続きを読む »『「問い」としての公害』
今回、編集委員会としておそらく初めて、学会大会時に書評セッションを開催した。そこで、企画の趣旨も含めて当日の様子を報告したい。 =======================================日時:2014… 続きを読む »書評セッション報告
年末年始は遠出しなかったので、テレビでのスポーツ観戦のほか、積んでおいた本をいくつか読みました。ここでは、次回と2回に分けて5冊ずつ取り上げます。 コリン・ヘイ『政治はなぜ嫌われるのか―民主主義の取り戻し方』 コリン・ヘ… 続きを読む »年末年始に読んだ本(1)