『どうすれば環境保全はうまくいくのか』
本書は、宮内さんが代表を務める大型研究プロジェクトの成果物であり、3年前に出版された『なぜ環境保全はうまくいかないのか』の続編に当たる。私は10年前から宮内さんの研究プロジェクトに参加しており、これらの本に向けて、それぞ… 続きを読む »『どうすれば環境保全はうまくいくのか』
本書は、宮内さんが代表を務める大型研究プロジェクトの成果物であり、3年前に出版された『なぜ環境保全はうまくいかないのか』の続編に当たる。私は10年前から宮内さんの研究プロジェクトに参加しており、これらの本に向けて、それぞ… 続きを読む »『どうすれば環境保全はうまくいくのか』
本作品は、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続く、三上智恵監督によるドキュメンタリー映画である。これまでの三上作品では、高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設と、沖縄本島における米軍基地問題が描かれて… 続きを読む »映画『標的の島 風かたか』
本書の著者、宮内さんとは、研究プロジェクトの代表(宮内さん)と分担者(私)という関係で、長くお世話になっている。初めてプロジェクトに参加したのが2008年。それから、この関係が継続しているので、数えると今年で10年目にな… 続きを読む »『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』
約6年前、多摩丘陵の雑木林を背後に抱える家に引っ越してきて、もっとも大きな環境の変化は、野生動物との距離がぐんと近づいたことにある。夏の白昼、タヌキの親子が裏山で寝転がっているのが見えたり、夜になると道に出てきて側溝に入… 続きを読む »『けもの道の歩き方』
年が変わったので、昨年見たドキュメンタリー映画から5本を取り上げる。 『湾生回家』(監督:ホァン・ミンチェン、111分) 『FAKE』(監督:森達也、109分) 『私たちの自由について』(監督:西原孝至、165分) 『幸… 続きを読む »2016年のドキュメンタリー映画5本
7月31日に東京都知事選があり、小池百合子氏が当選した。本書に関連するエピソードと言えば、小池氏が環境大臣であったとき、オオクチバスを特定外来生物に指定するかどうかが議論の焦点となった。もう10年以上前、2004年~20… 続きを読む »『外来種は本当に悪者か?』
都市農業をめぐる風向きが変わった、と言われる。昨年4月に都市農業振興基本法が成立し、さらに、この法律に基づいて策定された「都市農業振興基本計画」が、先月5月13日に閣議決定された。この基本計画では、従来「宅地化すべきもの… 続きを読む »『都市農業必携ガイド』ほか
1月、「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」をテーマに新しい活動を展開していくと宣言した。今回は、このテーマに関連すると思われる本で、最近読んだものを3冊取り上げる。 高橋博之『だから、ぼくは農家をスターにする―「食べ… 続きを読む »里山をいかす仕事づくり3冊
最近、学生たちに向き合って話をしたり、話を聞いたりしていると、頭が働かない、力が出ないと思い、そうした自分を第三者的に見て、いらついてしまうことが多い。その原因は、学生たちにあるのではない。私自身が、どの方向を目ざして頭… 続きを読む »「安倍」を考える3冊