日記帳|2002年8月

8月1日(木)

 8時40分に家を出て、相鉄線経由で横浜駅へ。9時45分、かながわ県民活動サポートセンターに到着。1Fロビーで、待ち合わせしていた神大の府川君と会う。
 府川君は、横浜市市民活動支援センターが今年から始めた「夏!市民活動体験塾」の塾生である。この事業は、夏期休暇を利用してボランティア活動に関わろうとする学生と、若手のマンパワーを必要としているとの橋渡しをするというもの。ほかの受入団体は、すでに学生と面会しているのだが、ウチ(神奈川森林エネルギー工房)は、僕がしばらく沖縄に行っていたので、今日、初めて顔合わせすることになった。
 市民活動に面白さがあるとしたら、それは、これまで知らなかったような人びとと出会えることだと思う。にもかかわらず、そうした魅力を伝えることなく、単にニュースレターの発送作業を手伝わせるなど、学生を無料の労働力としてしか捉えていないNPOが散見される。そういう学生の扱い方に、日頃から不満を抱いていたので、府川君には、活動が実践される現場にいきなり来てもらい、新しいものを創造しようとする場の雰囲気を感じてもらうことにした。
 10時、サポートセンター8Fで、「かながわエコタウン2002」の打合せ。参加者は、前回の打合せと同じく、県税務課、厚木県税、ダム流木を生かした園芸ショップ・(株)自然の問屋の担当者のほか、今回からは中小企業センターの石田さんが新たに加わった。石田さんは、『もっともっともーっと神奈川!』を一緒に作った仲間。まさか、こういう形で出会うとは思ってもみなかったけど、頼りになる人が加わったことにより、イベントを推進する力がパワーアップしたことは間違いない。
 2時間の打合せ後、石田さん、府川君らとともに、高い割には美味しくもない昼食をとる。食後に別れて、1時半、サポートセンターへ戻り、再び打合せ。これは、県の新エネルギービジョン策定のための市民WGの会合だった。前回7月の打合せに参加できなかったので、様子がわかりかねる部分があったが、要するに、県知事からの委嘱というかたちで、木質バイオマスエネルギーの導入可能性調査を実施できることになった。
 長い打合せが5時に終了。昨日、NORAの吉武さんから、沖縄に行っている間に進んだ事業内容について確認したいと電話をもらっていたので、NORAに行くことにする。暑さゆえに呆けてしまったのか、寝ていたわけでもないのに地下鉄で乗り過ごしてしまった。暑さのせいなのか、呆けているのか・・・。
 6時前、NORAに到着。吉武さんと土屋さんがいたので、3人で近況報告。8時前にNORAを出て、研究室に向かう。9時頃、緑が丘駅に着く。夕食をとるために「錦」に入ると、野球中継「読売×中日」が放映されており、川上がノーヒット・ノーランを達成するかどうかという9回2死のジャイアンツの攻撃だった。注文する間もなく、ノーヒット・ノーラン達成。なんか得した気分になった。
 夕食後、研究室で写真を整理。論文に載せる写真を選んだ。10時過ぎ、研究室を出て、雷雨の中、11時半に帰宅。
 メイルをチェックすると、珍しい人からメッセージが届いていた。学部生時代、同じ地理学研究室だった坂本からだった。彼は、学部卒業後、役所に勤めたけれど、今はそこを辞めて、医学部に入り直して勉強しているらしい。僕も含めて、周りには、こんなんが多い。

8月2日(金)

 10時半に家を出て、千代田線表参道駅で下車。駅から3分くらいのところにあるプロラボ青山へ。ここは、リバーサル・フィルムを2時間で現像してくれるので便利だ。会社員時代、よく利用していた。急いで現像する必要があるので、久しぶりにここを訪ねてみた。これから新宿に行くので、現像したものは新宿支店で受け取ることにして店を出る。
 12時過ぎ、なるべく安く新宿へ行こうと、表参道から地下鉄銀座線に乗る。これで赤坂見附駅まで行き、丸の内線で新宿駅へ。1時、日本エネルギー学会大会に参加するため、工学院大学へ。まずは、森林文化アカデミー学長・熊崎実先生の基調講演「木質バイオマス利用に関する今後の展望」を聴くために、講演会場へ行く。いざ会場にたどり着くと、そこはワイシャツにネクタイという恰好の男たちで満員だった。女性は、20人に1人もいないほどで、ノーネクタイの男性は、僕だけという状況だった。エネルギー学会のノリは、こういう感じらしい。学会と一口に言っても、いろいろあるようです。
 基調講演の後は、バイオマスのセッション会場へ移動し、5時まで個別の発表を聴く。しかし、内容は・・・というものが多く、参加費6,000円を支払う価値はあったのか、大いに疑問。それでも、セッション会場で、岩手・木質バイオマス研究会の細田さんや、山梨県の小澤さんと会って話をすることができたのは収穫だった。
 5時に工学院大学を出ると、外は雨だった。空が明るかったので、そのうち止むだろうと思い、傘も差さずに歩き始める。プロラボ青山の新宿支店で品物を受け取ってから、紀伊国屋書店に行く。この間、雨は降り続けていたので、ずぶ濡れになる。紀伊国屋書店では、面白そうな本を物色したが、買いたい本が多すぎたので、何も買わないまま店を出る。
 7時、経堂の実家へ。沖縄調査中、郵便物を転送していたので、それを取りに行ったのだ。8時前、お袋が帰ってきた。実家で夕食をとり、何気なく点けたらやっていた『となりのトトロ』を観てから帰宅。

8月3日(土)

 9時頃に起きると、体調が優れなかった。鈍い頭痛を感じたので、さらに寝ることにして、昼過ぎにやっと起きた。昼食に、昨日、実家から持ち帰った素麺を食べ、ここのサイトと神奈川森林エネルギー工房のサイトの更新に時間を費やす。とりあえず、エネルギー工房のロゴが決まったので、それに応じてトップページを書き換えたりしていたら、あっという間に夕方になってしまった。
 再び頭痛がひどくなってきたので、ベッドで横になる。起きると6時を回っていた。一日中、家で寝転がっていると、ますます体調が悪くなりそうなので、シャワーを浴びて、7時過ぎに家を出る。とりあえず、駅に向かって歩いてゆくと、南口商店街主催の夏祭りが開かれていた。提灯に引かれるようにして、祭りのなかに入って行くと、おおぜいの人だかり。そういえば、先週開かれていた北口商店街の夏祭りも、大いに賑わっていたっけ。
 スーパーで買い物をして、8時前に帰宅。夕食を取ってから、論文の修正作業を始めるが、すぐにやる気が失せる。10時頃、友だちに電話。用件を伝えたら、すぐに電話を切ろうと思っていたのに、なんと3時間半にも及ぶ長電話に。日付が変わってちょうど誕生日を迎えたその友達に、「誕生日、おめでとう」と言った。それを言うつもりで電話したわけではなかったけれど、同じメッセージをメイルで伝えようと思っていたので、まあいいか。

8月4日(月)

 朝起きると、頭痛はなくなっていた。調子が良いみたい。それでも、論文の修正作業には、取りかかるのが億劫だ。午前中は、使えなくなっているプリンタを復活させるために、ドライバを再インストールしてみるが、ちっともうまくいかない。何度も何度もトライしてみるものの、結局、使えるようにならず、徒労に終わった。おまけに、なぜかネットに接続できなくなるなど、あたふたしていたら昼になってしまった。昼食は、飽きもせずミートソース・スパゲッティ。それと、デザートには蜜豆。おそらく、個人年間蜜豆消費量は、全国でもトップランクに位置するのではないだろうか。
 昼食後、先日、抜刷を送ってもらった高山さんの卒業論文「伊良部島の海浜採集活動」と、松井先生の『文化学の脱=構築』を読む。高山さんの論文は、卒論生らしい懸命さが伝わる出来映え。とくに「おわりに」の書き方に、素直な性格がよく表れているように思った。松井先生の本は、意欲的な作品。崇高な理想を抱いている先生からすれば、現在の文化人類学を取り巻く学問的怠惰が我慢ならないようだ。僕は、どうしても学問にノリ切れないところがあるので、松井先生の問題意識を共有できないところがある。自分には、こだわるべきものが、守るべきものがないからかな。
 6時から散歩に出掛ける。今日は涼しかったので、近所を1時間ほど歩いた。帰り道、スーパーで買い物をしていると、海人Tシャツを着ている男を見かけた。きっと、沖縄へ旅行に行って、お土産に買って帰ったのだろう。でも、東京で海人Tシャツを見かけると、かなり違和感がある。これは、沖縄で着てこそ、似合うのだと思う。ひるがえって自分が何を着ていたかといえば、竹富島にあるそば屋「竹の子」のTシャツであった。人のことは言えない・・・。
 9時過ぎ、古くからの友人に電話する。ちょっとした悩みを相談するために連絡をとってみたのだが、面白いことに、2人ともほとんど同じ問題を抱えていた。話が盛り上がり、1時間以上のロング・トークとなった。最近、電話が長い・・・。
 11時を回って、やっと論文の修正を始める。何かやらなければいけないことを始めようとすると、きまってほかのやらなくてもよいことをしてしまう習性は、いつになっても治らないもんだ。

8月5日(月)

 臨戦態勢に突入。睡眠は1日に、1時間半ずつくらい、3~4回に分けて取る。これが、ものを書く上で効率的かどうかは不明だが、3時間も書くことに集中していると飽きが来るので、こうやって論文の修正を行なう。
 夕方、研究室に置いてある資料を参照する必要が生じ、5時過ぎに自宅を出る。6時半頃、研究室に到着。1時間ほど机周辺の整理をし、必要な資料を持って研究室を出る。10時頃、家に戻り、立て続けにメイルを10本送信してから、もの書きモードへ。

8月6日(火)

 今日と明日は、研究室のゼミ合宿。計画では、12時までに修正作業を終えて、原稿、FD、写真を揃えて出版社に郵送する予定だったが、間に合わず。昨日と同じような状況で書き続けるが、なかなか捗らない。結局、作業が終わったのは8時過ぎ。やっと一息つける。ふーっ。
 8時半、緑が丘駅から、合宿地の奥多摩・鳩ノ巣へ向かう。自由が丘、渋谷、新宿、立川、青梅と経由して、10時40分、鳩ノ巣駅で下車。そこから歩いて5分ほどのところにある国民宿舎「鳩ノ巣荘」が、今日の宿である。
 玄関に辿り着くが、鍵が閉まっている。携帯で学生を呼び出そうとするが、番号を知っている学生は全員、つながらない。仕方なく玄関の扉をガンガン叩いていたら、お客さんが気付いてくれたので、鍵を開けて欲しいとゼスチャーで示す。その人は意図を理解してくれて、宿の主人を呼びだし、やっと中に入ることができた。ふーっ。
 宿の主人の案内で、宴会場に通されると、先生と学生たちは伝説のお絵かきゲームpictionaryをやっているところだった。今日は、まったく何も口にすることがなかったので、ひどく空腹であった。しかし、腹の足しになるようなものは何もない。あるのはビールとおつまみだけだったので、それらを飲み食いし、カロリーを補給する。
 12時、宴会場でのゲームは終了。部屋に行き、布団を敷き、すぐに風呂に入る。風呂からあがると、同部屋になった丸ちゃん、イコマロ、池ポン、タバティ、江くんとトランプに興じる。3時にトランプは終了。それからは、朝の7時まで池ポンとロング・トーク。

8月7日(水)

 1時間だけ寝て、8時に起床。朝食を済ませ、集合写真を撮影すると自由解散になった。9時半、宿を出て鳩ノ巣駅へ。駅で4年生の林くんと柴田くんと会ったので、横一列に座って帰る。
 立川で柴田くんと別れるが、林くんとは武蔵小杉まで一緒だった。初めてまともに4年生と話をしたので、発見があって面白かった。たとえば、柴田くんが明日から海外旅行に行くこととか、林くんが野球小僧であることとか。
 12時過ぎ、横浜駅に到着。かながわ県民活動サポートセンターにて、1時から環境情報コーディネーターのアルバイト。例によって相談者は訪れないものの、やっとネットに接続できるようになったので、手持ちぶさたで時間を潰すのに苦労することはない。環境情報を収集する仕事はできる。が、4時くらいから猛烈に眠くなり、時間の経過がとてもゆっくりに感じられた。飲み物を飲んだり、ガムをかむなど工夫して、なんとか6時まで過ごす。
 お腹もすいたので、横浜駅近くの中華料理屋で夕食をとり、8時半に帰宅。受話器が外れていた。昨日から今日にかけて電話かFAXを下さった方、ご迷惑をお掛けしました。ここに記して、お詫びします。10時に就寝。

8月8日(木)

 6時起床。いくつかメイルを出してから、シャワーを浴び、9時に家を出る。10時、蒔田駅到着。待ち合わせしていた夏!市民活動体験塾の塾生・府川くんと合流し、2人でNORAへ。1時間程度、神奈川森林エネルギー工房の説明と、今回関わってもらうイベント「エコタウンかながわ2002」の説明をして、早速、ポスター作りをしてもらう。午後からサークル活動があるというので昼過ぎまで作業してもらい、残りは家でやってもらうことにした。
 1時過ぎ、事務所内で昼食。今日は、NORAが引き受けた塾生2人も来ていたので、吉武さんと4人でテーブルを囲み、買ってきた「味光」の弁当を食べる。ここの弁当はボリュームがあって良い。また、電話で注文すると、電話代10円をキャッシュ・バックしてくれるという心遣いが嬉しい。
 食後は、次の日曜日に行なう出前サロンの資料作り。資料整理と並行しながら仕事をしていたので、終えるまでに7時半までかかった。吉武さんより一足先に事務所を出て、9時過ぎに最寄り駅の玉川学園駅へ。スーパー三和で買い物をしてから帰宅。店内に流れていたアナウンスによると、今日から、三和の閉店時間は夜10時に早まるらしい。11時45分まで閉店時間を延長して、とても喜んでいたので、今回の営業時間の短縮は残念だ。ほかの買い物客の評判も落としたのでは。
 9時半に自宅に戻り、すぐに4日分の日記を付ける。ここ数日、慌ただしかったので、まとめて書かざるをえない状況になってしまったが、これが当たり前になってしまうと、日記を書くのが苦痛になりそう。 

8月9日(金)

 起きて早々、城所さんに撮ってもらったビデオで、小浜ドリームスを扱ったテレビ番組を見る。小浜ドリームスは、小浜小学校の生徒からなる野球チーム。八重山でもっとも人数の少ない11人というチーム編成でありながら、一昨年、地区優勝を果たした。これを、どこからか聞きつけて、NHKがBS番組として取り上げた。番組の趣旨は、ドリームスへの応援歌を作るというもの。僕の知らないミュージシャン2人が小浜島を訪れ、子どもたちの練習風景を見、石垣島で行なわれた練習試合を観戦し、最後に校庭でオリジナル応援歌を歌うという内容だった。研にぃファミリーが中心的に映されていたので、冷静に客観的に見ることはできなかった。ただ、研にぃがとても好青年に見えたのが印象的だった。
 昼食に素麺を食べてから、交換して古くなった電話帳を引き取りに来てもらうよう手配。次に名刺を作るために、プリンタで名刺カードを印刷しようとするが、やはりドライバが適切にインストールされていないようで、ちっともプリントアウトできない。カスタマセンターへ電話してみると、電話が込み合っているので、後ほどかけ直すと言われ、しばらく待つ。待つこと1時間半、やっとセンターから電話があり、ドライバのアンインストール&インストールのやり方を説明してもらうが、どうしてもインストールできない。これだけのために時間を浪費できないので、手動でアンインストールする方法を、FAXで送ってもらうこととし、それでもうまくいかなかった場合、後日、連絡を取ることにする。
 4時、自宅を出て、町田市役所へ。大学院最後の授業料免除を申請するため、住民票と非課税証明書を取る。小腹が空いたので、駅の近くでスパゲティを食べ、6時前、町田駅から横浜線に乗る。7時、研究室に到着し、来客を待つ。今度の日曜日に行なうバイオマス・サロンの当日資料を作成。
 待ち合わせ時間の7時を少し遅れて、日大の沢樹くん登場。彼は、小笠原でフィールドワークを行なっている大学院生であり、僕と同じく、環境系の会社を辞めて大学院に入った経歴を持つ。沢樹くんは、このサイトをときどき見ているようで、西表島を調査している僕のことを知り、今日、顔を会わせることになったのだ。沢樹くんは、フィールドに入り、小笠原が抱える複雑で大きな問題の様相に触れて、これをどのような切り口から論文として仕上げるのがよいのか考えあぐねているようだった。それは僕が八重山で直面していることと同じなので、お互いに決定的な方法論を打ち出すことはなく、強烈に思っていることをそのままに1時間半ほど話をする。9時頃、沢樹くんは研究室を出ていった。わざわざ菓子折まで持って遠方から訪ねてきてくれたのに、あまり役に立てなかったと思う。
 9時から、11日のバイオマス・サロンの当日資料を作成。10時前に研究室を出て、11時頃に帰宅。田中真紀子の議員辞職ニュースを見てから、昼間に送られてきたFAXを参照して、ドライバのインストールを試みるが失敗。ええぃ、もう、どうなってるの。気を取り直して、アクロバットをインストール。これで、簡単にファイルをPDF形式に落とすことができる。さっそく、日本の竹ファンクラブと恩田の谷戸ファンクラブの通信に書いた活動記録をアップした。5時、就寝。

8月10日(土)

 9時に自宅を出て、小田急線の柿生駅で降り、そこからバスで親父の家へ。最近、親父はPCに関心があるらしく、関係雑誌を読んだり、講習会に参加したりしていた。その親父が、先日、ノートPCを購入した。まさしく、「あの親父がインターネットを?」の時代である。ところが、ネットワークへ接続していないというので、ヘルプするために出掛けたのだ。
 まず、肝心のケーブルがなかったので、近所のワットマンに行き、電話のジャックと接続するケーブルを購入。マウスが同梱されていなかったので、光学式のマウスも購入して、親父の部屋に戻る。プロバイダは何でもよいというので、僕と同じ@ニフティにした。少し手間取ることもあったが、無事にネットに接続できるようになり、ウェブの閲覧やメイルの受送信ができるようになった。それにしても、久しぶりにダイヤルアップ接続の環境でネットにつなぐと、通信速度が遅くてストレスがたまる。たぶん、何のことか分かっていなかっただろうが、ADSLにすることを勧めておいた。いずれにせよ、せっかくネットにつないだのだから、使ってくれよな。メイルを出せとは言わないが、せめてウェブくらいは見て欲しい。DVDを見るだけでもよいけどね。
 12時に親父の家を出て、近所のレストランで昼食。1時半に親父と別れ、バスであざみ野駅へ行き、中川西地区センターに到着したのは2時ちょうど。日本の竹ファンクラブのスタッフ会議に出席。今日の会議には11名が参加。夏!市民活動体験塾の学生も2名参加していた。公開研究会やカルチャーツアー、竹の学校構想などについて話し合い、5時に会議は終了。その後、近くにある居酒屋で11時近くまで飲む。溝口さんが、エントロピーに関して熱弁をふるったので、高校時代に槌田敦や室田武にはまった僕もヒートアップ。今日は、飲み疲れた。

8月11日(日)

 9時頃起きて、朝食。冷水シャワーを浴びて、11時半に家を出て、鶴見へ急ぐ。東神奈川駅で、小笠原ネイチャー・フォーラムの有川さんと遭遇。一緒に、待ち合わせ場所である鶴見駅の6番バス停へ。すでに、土屋さんと斎藤さんは来ていて、佐々木さんと辻本さん、それに静岡から来ていただいた酒井さんもすぐに合流。7人で駒岡車庫行きのバスに同乗する。
 「三ツ池公園北門」で降り、正門に向かうと、「三ツ池公園を活用する会」のメンバー4~5人がいらっしゃった。さて、これから、神奈川森林エネルギー工房と「活用する会」が共催する出前サロンが始まる。このサロンは、木質バイオマスエネルギーの導入事例を増やすために、フィールドを持って活躍されている人びとのところに赴き、現場で実践的な活動に向けた話し合いをするというものである。三ツ池公園では、近々、古くなった公園事務所を改修し、新たに自然共生型パークセンターとしてつくりかえるらしい。このセンターのなかに、木質バイオマスエネルギーを入れることは可能なのか、この辺りが今日の議論のポイントになるだろう。
 1時半頃、参加者同士の自己紹介を終え、まずは、「活用する会」にご案内いただきながら、公園内を散策する。説明によれば、三ツ池公園は、戦時中、防空地区となって、ほとんどの樹木が伐採されてはげ山となったらしい。それが、県有地となって都市公園とされて整備されたので、現在、見られるサクラの大木などは、たいていは戦後に植樹されたものだという。
 園内を一巡して、分区園の東屋に到着。ここで一息ついて、2時45分から後半戦へ。後半は、僕が木質バイオマスエネルギーの説明を45分程度話し、その後、質疑応答、議論という流れをとった。、ストーブやボイラー導入の可能性、チップがよいのか、ペレットがよいのかなど、かなり活発に話し合うことができたので、充実したプログラムとなったように思う。結果としてパークセンターに導入されるか否かは不明だけれど、今回培ったネットワーク関係は貴重なものだから、今後とも継続してお付き合いさせていただければと思う。
 5時前に解散し、バスで新横浜駅へ。駅前の居酒屋に入り、バイオマスサロン(=運営委員会)を行なう。佐々木さんは、環境デザインセンターの仕事が順調に進んでいるようだし、酒井さんは、いよいよ静岡で木質バイオマスの研究会を立ち上げるようだし、みなさん、多方面で活躍されている。こういう元気で気持ちの良い人たちと、ときどき会って話ができるのは良い。人を選べば、日本人も捨てたもんじゃないよね。
 8時半過ぎに、飲み会&打合せはお開き。10時前に帰宅して、11時に友だちへ電話。また、長くなってしまった。でも、長く話をしたからこそ、さまざまに気付いたことがあった。自分が何に拘っているのかがよく分かった。たとえば、経済的に自立していたいということ、仕事をするときはパートナーを尊重して気持ちよくすごしたいということ、日常的に水と触れあう機会を求めていることなどなど。今晩のおやすみソングは、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの「プランB」だ。

8月12日(月)

 最近、ぐっすり寝られない。2~3時間くらい寝ると、起きてしまう。こうした睡眠を、1日、3~4回繰り返すしかない状況。水泳でもやって、存分に体を動かしたりすれば、ゆっくり寝られるのかもしれないけど。
 8時半前に自宅を出て、待ち合わせの9時15分に新松田駅へ。予定通りに着くはずだったのに、駅に降りるとすでに9時25分。10分遅刻だ。おかしいなあ、乗換案内で調べてきたはずなのに。農政課の木下さんと吉武さんに、ただただ平謝りするしかない。
 タクシーで足柄上合同庁舎へ。ここで、行政センターの田中さんとお会いし、10時に4人で第一生命へ。大井吾妻山にあるトラスト緑地で、森づくりをすすめるに当たって、大地主である第一生命へ挨拶に伺ったのだ。打合せは1時間程度で終了。後日、事務局であるNORAと神奈川県、地元のまちづくりNPO・コミュニティ研究会や自治会・老人会、それに第一生命が実行委員会を組織し、今後の事業の進め方などについて協議してゆくことを確認した。
 11時過ぎ、新松田駅に戻る。それから、電車で研究室へ向かう。途中、登戸駅で下車し、玉川の土手を歩いてみたが、暑かったので気持ちよくなかった。1時半、研究室に到着。授業料免除の書類を作成して、厚生課に提出。今日は、このためだけに、わざわざ大岡山にやって来たのだ。
 6時、研究室を出る。自由が丘まで歩き、駅前の「ブラームス」でオムライスを食べる。実に、久しぶりに「ブラームス」で食事をとったが、やはりここは良い。何が良いかと言えば、料理人が格好良いのだ。
 最近でこそ、自炊するようになったものの、20代はもっぱら外食一辺倒だった。外食の楽しみのは、料理人が料理を作るところを見ることである。かつての僕には、お気に入りの料理人が数人いて、彼らが手際よく料理を作るさまを眺めるのが楽しみであった。この「ブラームス」の料理人も、そうした数人のうちの1人である。しかも、容姿が格好良いし。おそらく約1年ぶりに食べにきたけれど、相変わらずクールでリズミカルな彼の動きを堪能し(もちろん、料理も堪能し)、満足満足。ほかのお気に入りの料理人たちは、元気だろうか?代々木八幡の「HASHIYA」、下北沢の「アラスカ」、つつじヶ丘の「だんらん亭」など、久しぶりに足を運んでみたいもんだ。
 夜、友だちにチャットを誘われて、初めて体験してみた。何でもやってみないと分からないことが多い。たとえば、チャットの開始直後は、相手が倒置法を使った場合、待つべきなのかどうか判断が付きかねることがあった。今回、経験値を1つ増やしたので、次は、ステップアップして、音声チャットにチャレンジしたいもんだ。

8月13日(火)

 今日は、トッコの命日である。時が経つのは早いもので、今年は7回忌に当たる。昨年、一昨年と、この時期は八重山へ調査に行っていたので、線香をあげに猿橋へ行くのは3年ぶりである。
 新宿からやって来た芝居仲間と八王子駅で合流して、中央線を西に進む。旧どどど企画のメンバーとしては、僕のほかに、住吉さん、板野さん、エダミ、アヤちゃん、篠原、千代が集まった。住吉さんに伊豆大島の話を聞いたりしていたら、12時前に猿橋駅に到着。トッコの実家に電話すると、すぐに迎えの車がやって来た。それで家まで送っていただき、お宅にお邪魔する。
 玄関に入り、ご両親に挨拶し、線香をあげる。トッコの写真は、6年前と変わらない。大学4年生のときのままだ。どんどん年が離れてゆく。
 2階に案内されると、すでに昼食の用意がされていた。例年どおり、食べきれないくらいの料理が置かれている。僕は、朝食を抜いてきたので、目の前にあった料理は、すべて平らげた。「お前、食べ過ぎ!」とか言われながらも食べた。出されたものは残さずに食べることを良しとしているので。
 今年は7回忌だったので、親戚の方がおおぜいお見えになって、ご両親とお話しする時間があまりなかった。でも、トッコの学生時代の友だちらとも楽しく話をして、終始和やかな楽しい時を過ごせた。こうやってトッコのお陰で、毎年、命日と誕生日に、トッコにゆかりのある人びとが集まって、楽しく話をすることができる。そのことに感謝したい。
 5時半頃、住吉さんらと一緒にお暇する。6時頃、猿橋駅を出る中央線に乗る。八王子、町田経由で8時前に帰宅。だいぶ飲んだので、多少頭が痛い。少し横になっていると、電話が鳴った。もう4年も連絡を取っていなかった友だちからだった。異常にテンションが高く、よく回る舌に圧倒されながら、1時間程度、話をした。
 今日は、自分が芝居に関わっていたときの友だちと久しぶりに会い、また電話で話をした。だいぶ遠くに来てしまったという印象とともに、まだ近くに友だちがいたんだという印象も覚えた。気持ち良く酔って、10時には床に転がって、寝てしまった。

8月14日(水)

 8時半過ぎに自宅を出て、横浜駅へ。10時、かながわ県民活動サポートセンター8Fにて、来る24-25日に行なう「エコタウンかながわ2002」の最終打合せに参加。今日の打合せには、税務課・浅羽さん、原田さん、厚木県税・奥山さんのほか、林務課・滝沢さん、小島さんも出席。ほかのメンバーは、自然の問屋の平野さん、中小企業センターの石田静子さんであった。税務課の議事進行によって、滞りなく打合せは進む。それにしても、当初、神奈川森林エネルギー工房は出展を取りやめようかとも思っていたのに、僕の提案が生かされる形で「森林からの贈り物」をテーマにしたブースを設置することになり、堀内ウッドクラフト、ジェイファンネット、自然の問屋、かながわ森林・木材業活性化協議会,、かながわ環境コンソーシアムなどが出展することになったのは驚きである。ここまで、話を広げてくれた事務局の税務課に感謝。
 打合せは12時前に終了。軽食をとり、1時から11Fで環境情報コーディネーターのアルバイト。環境計画課がノートPCを用意してくれたので、情報を収集することはできるようになったが、集めたものを発信することができない。ニュースレターを発行するか、ホームページを作るかしないと。
 6時過ぎて、サポートセンターを出る。帰り道、町田で降りて、ぶらぶらするが何も買わず。最寄り駅近くのスーパーで買い物をして、8時半頃に帰宅する。
 夕食をとり、届いていたメイルに返事を書き、MSメッセンジャーを立ち上げたまま、床でうたた寝。11時頃、友だちがサインインしてきた音で目覚め、それから1時間ほどチャット。チャットでは、大した話をしていなくても、すぐに時間が過ぎる。

8月15日(木)

 7時に起床。朝食をとり、シャワーを浴びる。最近、異常と思われるほど、シャワーの時に髪の毛が抜ける。睡眠が浅いためだろうか。このままのペースで髪の毛が抜けていったら、年末には1本も無くなってしまうのではないだろうか。誰か、抜け毛を防止する方法を教えて~。
 9時過ぎに自宅を出て、湘南台経由で蒔田駅へ。10時半、NORAに到着。すでに、夏!市民活動体験塾の塾生・府川くんは来ていた。彼にはポスター製作を依頼しているのだけれど、初めての体験なのでスムーズには進まないようだ。ときどき、ソフトの使い方などを教えながら、何とか仮のものを仕上げてもらう。次は、20日にチラシの印刷を手伝ってもらうことにした。
 今日のNORAは、吉武さん、土屋さんが外出。前田君だけが留守番だった。前田君は、昨日まで2週間、自然環境保全センターの中川さんらとともに、中国東北部の雑木林を見に行っていた。いろいろと刺激を受けたようで、仕事の合間に土産話を聞かせてくれる。前田君がいったところは、まだ燃料革命以前の雑木林が残っているらしく、いわゆる里山の循環がみられるところらしい。そういう場所は、世界中探しても、もうほかにないのだろうか。
 中川さんに吹き込まれたのか、前田君は「これからはバイオマスでしょう」などと言い、神奈川森林エネルギー工房に入会することになった。先日の日曜日には、有川さんが入会したし、ここ数日、立て続けに会に入ってくれる人がいて嬉しい。その分、頑張らないといけませんねぇ。
 2時、堅洋という森林整備会社の石本さんが訪ねて来られた。そして、用意したお茶を口にすることもなく、椅子に座るなり、猛烈な勢いで木質バイオマスエネルギーに対する熱い思いを語り始めた。僕は、ただその情熱に圧倒されるばかりだったけれど、こんなに気持ちの入った人が神奈川にいたことを知り、かなり嬉しかった。ただし、すぐに一緒になって活動を展開できるような感じではない。木質バイオマスエネルギーは、地道に周りを説得しながら、手順を踏んで広めてゆく必要があるからだ。とりあえず、相互に情報を交換し、連絡を緊密に取りながら協力してゆくことを確認し、4時頃に別れた。
 最近、神奈川森林エネルギー工房が、周りから期待されていることを痛切に感じる。代表という位置にあるゆえ、その期待に応えなければという責任を感じつつも、今現在、これを仕事にしてやってゆける状況にないことも事実だ。そのため、研究者として仕事に就くことも考えているのだが、それがどっちつかずとなっていて、非常に不安定な状態である。でも、最近は、そういう状況を楽しいと思える。少し前は苦しくて仕方がなかったけれど、最近は楽しいのだ。1度きりの人生だから、好きな人と話したい、会いたい。そのように割り切って考えられるようになったからだろう。
 7時半過ぎにNORAを出て、9時に帰宅する。帰りの電車で、鳥越皓之編『試みとしての環境民俗学』を読了。来月、環境社会学会の例会で、生活環境主義について話をする予定になっているので読んでみたけれど、新しい発見はなかった。
 今日は親父の誕生日なので、家に戻るとすぐに電話をしてみたけれど、あいにく留守だった。どこか外食にでも行ったのだろうか。お袋から届いたメイルによれば、この間、僕がネット接続したのに、親父はまだメイルを扱えないらしい。たぶん、そうなるだろうとは予想していたが・・・。
 メイルをチェックすると、電話するといつも長くなる友だちから届いていた。音声チャットを試すための道具を揃えてくれたらしい。これで、近いうちにトライすることができそう。

8月16日(金)

 1週間ぶりで家に籠もれる日である。だから、午前中は起きたり、寝たりして過ごした。
 午後、4日分の日記をまとめて書き、届いたメイルに返事を書き、郵便物を出しに出掛けて、家に戻ってくると3時になっていた。その後、プリンタの調子が相変わらず悪いので、カスタマセンターに電話して、相談に乗ってもらうが、結局、うまくドライバをインストールできなかった。このプリンタの故障のために、3日間にわたって、のべ6時間くらい費やしているよ。どうなっているんだか。hpから人を派遣して、直してくれないかねぇ。
 ネットで西表島・月ヶ浜のリゾート開発問題を調べていたら、とんでもないことを知る。竹富町役場の掲示板が、リゾート開発に反対する意見に占められたため、昨日をもって閉鎖となったのだ。本当に、竹富町役場はどうしようもない。腐っているとしか言いようがない。掲示板を閉鎖してまで、急いでリゾート開発を進めなければいけない理由はどこにあるのか、きちんと説明する責任があるんじゃないの。
 夜10時頃、水泳から帰ってきている頃だろうと思い、親父に電話してみた。昨日はどうしていたのかと尋ねてみると、水泳仲間に誘われて、7時から1時頃まで飲み会に出ていたらしい。62歳の誕生日に、一緒に飲む若い仲間がいると聞いて、ほっとした。
 11時、友だちに電話して、音声チャットを試してみる。お互い初めてのことなので、まごつきながらやってみる。IPアドレスを交換して、いざ接続してみたものの、もう少しというところでうまくいかない。OSがWin同士、Mac同士ならば、やりやすいのだろうが、Win<=>Macで接続しているからか、うまくつながらない。具体的には、Win=>Macは音声が通るのに、Mac=>Winが聞こえないのだ。うーむ。たぶん、こちらWin側の何かがいけないのだろう。2時間ほどかけて、あれこれトライしてみたものの、結局分からずじまい。今日のところは音声チャットは諦め、電話で話し始めたら、3時過ぎになってしまった。最近、ちょっと病的だなあ。これって、病気?いやいや、すこぶる元気なんだけど・・・。

8月17日(土)

 7時半、起床。素麺を食べて、8時半に家を出る。小田急線と大江戸線を使い、10時に東大の人類生態学研究室へ。今日は、大塚プロジェクトの成果物の1つであるマニュアル作りのための打合せなのだ。
 10時、きっかりに到着すると、神戸大の石森君がいるだけだった。それから、ぼちぼち人が集まって、大塚先生、中澤さん、山内さんが揃ったのは、11時近くだった。山内さんは、ちょうど東大病院でお子さんが産まれたばかりで、そこから駆けつけたらしい。いや、ごくろうさまです。そして、おめでとうございます。
 12時まで、マニュアル作りについて打合せ、昼食をとりに近くのベトナムサイゴン料理屋「ミュン」へ行く。ここは、僕のお気に入りのお店だ。定番であるチキンカレーを食べる。食後、研究室へ戻り、マニュアル作りのために集めた事例の文言をチェックしてゆく。これが、果てしなく続く根気の要る作業だった。5時過ぎからは、ビールを飲みながらの校正を行ない、最終的には6時半までかかった。10時からの打合せだとしか聞いていなかったので、ひょっとしたら昼には自由になれるかもしれないなどと思って来たのに、解放されたときは、もう夜になっていた。校正作業なんて、誰か役割を決めてやれば良いのではと思うのだけれど・・・。
 帰宅してメイルをチェックすると、親父からメイルが届いていた。そこには、先週、親父の家に行き、PCがネットに接続するよう設定したことに対して、いかにも彼らしい丁寧なお礼が記されていた。本当に、つくづく良い人だ。だから、ときに僕は、親父を正視できないことがある。あまりに自分とかけ離れている考えを持った人に出会うと、泣きたくなることがある。沖縄・八重山で調査をしていると、たびたびそういうことがある。親父と話をしていても、よくそういうことがある。
 今日も11時から2時間近く電話をした。電話をかける前は、今日こそ簡単に済まそうなどと考えるのだけど、やはり長くなる。なぜ長くなってしまうのか、理由はわかっている。
 深夜4時頃、木曜日に原稿をもらっていた「らびっとにゅうず」を編集・発行する。すでに、発行してから気付いたのは、僕らが関わる来週末のイベント情報を掲載し忘れたことだった。何やってんだか。

8月18日(日)

 昼前に起床。嘉田由紀子『生活世界の環境学』を読み終える。嘉田さんの書いたものは、これまでに何本も読んでいたけれど、この本を読んで、彼女の問題関心が僕の関心と大きく重なっていることを強く感じた。また、嘉田さんの文章は、端々にかわいらしいところがあって、良い。
 午後は、もっぱら来週末のイベント情報の広報宣伝活動に費やす。来週のイベントとは、厚木中央公園で開催される「エコタウンかながわ2002」。これに、僕らは中国製のペレットストーブを出展する。従来、40万円程度が相場だったペレットストーブが、中国製が入ってくることによって、一気に半額程度になる予定だ。問題は品質であるが、日本の商社が委託生産したものだから、あまり変なものはつくらないだろう。今日のビジネスは、中国を抜きにしては考えられませんな。
 宣伝文をこしらえ、自前のMLや関連するMLに流す。これで、あっという間に全国に情報が伝わるのだから面白い。僕らの会のウェブサイトにイベント情報をアップするのはもちろんだが、ほかに「バイオマスエネルギー・メーリングリスト」と「ペレットクラブ準備会」でも、MLに流した情報を適宜加工して、それぞれのサイト上で宣伝してくれている。ありがとうございます。
 8時頃、近くのスーパーまで買い物に出掛ける。昨夜、友だちと枝豆の話をしたときに勧められた新潟の茶豆を買った。一押しだっただだちゃ豆はなかったので、2番手の茶豆にしたのだった。少し高価なので、いつもならば1袋を1回で食べきるところを、大切に食べないといけないと思って、明日の分も残しておいた。
 夜12時頃、ADHD(注意欠陥多動性障害)の女性を取り上げたテレビ番組を見る。いくら頑張っても、部屋は片付けられず、期限も守れず遅刻して、約束をすっぽかすことも多い。何か始めたかと思うと、すぐにほかのことに気が移り、何一つ満足に終えることができない。そんな人の話だったんだけど、なかなか興味深かった。こういう番組を見て思うのは、自分は人にすごく興味があるんだなってこと。だから今後も、人と向かい合える仕事をしていきたいと思った。

8月19日(月)

 9時半に、hpカスタマセンタからの電話で目を覚ます。まだ、プリンタが使えないことを話すと、1度、USBケーブルを抜いてから差し込むように促される。トライしてからドライバをインストールしてみると、なんと、うまくいったではないか。めでたし、めでたし。
 最近、意識的に音楽を聴くようにしている。理由は単純で、その方が楽しくて、ノッて仕事ができるからだ。手元には、いつもCDを置いておき、それを気分に合わせてPCに差し込みながら作業している。2週間もすると、手元にあるCDを5回ずつくらい聴くことになるので、たいていは飽きる。そこで、別のCDセットと入れ替える。今日は、その入れ替えをしてみた。CDを1つひとつ手にとって確認してゆくと、買ってから数回しか聴いていないCDや、買った覚えのないCDが出てくる。そのほとんどは、パイル・アップしたCD塔の底の方へ、元の通りにもどしておく。しかし、いくつか再び聴いてみたいCDが出てきたので、これを手元のCDセットに加える。たとえばそれは、ブルガリアン・ヴォイスとか、パリ・ミュゼとか、一時的に流行ったものだ。
 11時頃、お袋から電話があった。10月中旬に札幌へ行く用事があるので、安い航空券が手にはいるか調べて欲しいという内容だった。大手航空会社のサイトで調べると、超割やバーゲン割引の期間に当たっていなかったので、早割が15,000円程度で最も安いかった。しかし、エア・ドゥをチェックすると、片道9,000円で行ける早割を発見。お袋には、これを勧めた。国内航空券は、どこでも約10,000円で行けないと、割高感がある。
 午後、榕樹書林の本に載せる論文を一部修正する。今月6日に仕上げたものを、竹富島喜宝院蒐集館館長の芳徳さんの指摘をもとに書き直す。すでに、原稿は印刷屋に回っているようなので、この修正は1稿の校正段階で行なうことになる。
 夕方から、週末のイベントに向けて、ポスターとチラシをつくる。ポスターは、夏!市民活動体験塾で来てもらっている府川君がつくったものをベースにして(ほとんど原型をとどめていないが)、ボランティア参加型でつくってみた。他人がつくったものを尊重しながら、1つの作品を作り上げるのは難しい。が、住民参加が必要となっている今日、この作業は重要である。いわゆるコーディネーターと呼ばれる人びとが、必要とされるゆえんであろう。
 できたポスターとチラシの原稿を、治ったばかりのプリンタで印刷。ところが、いくら試してみても印刷できない文字がある。どうしてだろう。時間は、夜の1時を回っている。でも、明日は府川君に来てもらって、ポスターとチラシを印刷することになっているから、今晩中にプリントアウトしないといけない。そこで、寝ていることを承知で山田さんに電話すると、やはり起こしてしまったようだ。申し訳ありません。的確なアドヴァイスのおかげで、なんとかトラブルは解決した。山田さん、どうもありがとうございました。

8月20日(火)

 9時前、自宅を出て、町田駅経由で横浜駅へ向かう。10時、神奈川県民活動サポートセンターに到着。待ち合わせしていた府川君は、すでにロビーに来ていた。どうやら彼は、パンクチャアルなようだ。人間関係をスムーズに築くときには、大切なことである。翻って自分のことを考えてみると・・・。
 9Fの印刷機を借りて、週末のイベントで配布するチラシを500部つくる。府川君は、夏!市民活動体験塾の塾生だから、印刷機の使い方などの説明を交えて、1時間ほどで刷り上げる。チラシはすべて彼に預けて、当日、会場に持ってきてもらうことにした。それから、キンコースに行き、パネルを製作するためにカラーコピーをとる。11時半頃、府川君と別れ、地下鉄に乗ってNORAへ行く。
 12時前、NORAに到着すると、こちらにも夏!塾の塾生が2人来ていた。1人よりは2人のほうが楽しそうだ。ちょっと、府川君が気の毒に思う。NORAでは、B2サイズのパネル製作に取り組む。キンコースでは、A4サイズでつくった原稿を、ポスター印刷でB4サイズ4枚に分割・拡大してきた。これを貼り合わせれば完成する。はずなのだが、実際に試してみると、きちんと合わせることができない。これじゃ、ポスター印刷した意味がないでしょう。キンコースにクレイムを言いに行く暇もないので、近くのセブン・イレブンで同じようにカラーコピーすることに決める。
 1時頃になったので、吉武さん、土屋さん、前田君とともに、近くの洋食屋に出掛ける。美味しいと評判のオムライスを注文したけれど、自由が丘の「ブラームス」の方が好みに合うなあ。
 昼飯を食べながら、住基ネットの話をする。住基ネットの番号が通知されたのに対して、番号が気に入らないから変えるよう注文する人が多いとか、受取拒否したという話などをする。僕としては、横行している名簿の売り買いの方が、住基ネットより気になるんだけど。だいたい、国のやることに対して、猛烈な管理社会批判を展開する人にこそ、同じ執拗さで民間企業による個人情報の売買を批判してほしい。とは言うものの、こうやって日記をウェブで公開しているくらいだから、僕のプライバシーに対する意識は相当低いんだけど。
 昼食から帰り、なんとかパネルを完成させる。しかし、カラーコピーにムラがあったので、パネルにも色ムラが生じてしまい、思い通りにはできなかった。金払っているんだから、使い物にならないコピー機なんて置くなよって言いたくなるね。
 夕方、ネットを使って、環境省の温暖化防止対策事業を調べる。木質バイオマスのエネルギー利用をすすめてゆくとき、化石燃料からの転換による温暖化防止に対してインセンティブがあれば、大きな追い風となることは間違いない。環境省は温暖化対策、経産業省は産業創出という観点から、木質バイオマスエネルギーに期待しているところがあるようだ。それに比べて、林野庁は施設導入に対して補助しているものの、大きなビジョンを持っていないように見える。期待するだけ無駄な気もするなぁ。
 夜8時過ぎから、夏!塾の学生2人と吉武さん、前田君と、近くにあるお好み焼き屋で夕食をとる。約2時間、お好み焼きともんじゃ焼きを、ああだこうだ言いながら焼く。夕食をすませてから、10時半頃に皆と別れ、12時に帰宅。

8月21日(水)

 最近、めっきり涼しくなった。深く寝られず、寝不足に苦しむということがなくなった。今日も朝から快適である。
 午前中は、注文を受けた神奈川森林エネルギー工房の出版物の発送作業や、名簿の管理などにあてる。12時過ぎに家を出て、新宿駅に向かう。1時半から東京都庁で、ペレットクラブ準備会による第1回事業者懇談会があるからだ。1時過ぎに、都庁42Fの会議室に到着。懇談会は、定刻を10分ほど遅れて1時40分に始まった。
 今回の参加者は、ペレット生産者3社(葛巻、ツツイ、須崎)、ペレットクラブ準備会世話役および事務局メンバー、関係省庁(経産、エネ庁、環境、林野)担当者だった。まず、参加者が簡単に自己紹介してから、生産者が現状を説明し、その後はペレット燃料の規格化を軸にして議論された。ペレットを普及させるためには、規格化の話は避けて通れない。そうした意識は、葛巻林業の遠藤さんや、事務局長の小島さんには強いのだけれど、肝心な林野庁は、まるで他人事のような見解しか持ち合わせていない。ペレット燃料については、林産物として扱うよりも、石油や石炭と同じように燃料として捉えて、新しいエネルギー産業をどう育てていくかという視点から、経産省・エネ庁がバックアップしていくというストーリーの方が良さそうだ。
 懇談会は5時前に終了。5時からは、都庁内の別の会議室に場所を移して、事務局メンバーによる打合せがあった。今回は、長野から西岡さん、石川から米林さんがいらっしゃったので、いつもよりも多くのメンバーが集まった。しかし、相変わらずペレットクラブ本会の立ち上げに向けては、明確な方針を打ち出すことができず、迷走中という感じだ。要するに、代表として引っ張ってゆく人が見つからないから決まらないのだ。悩みは深刻だ。
 8時頃、事務局会議は終了。その後、事務局メンバーで夕食。いや、飲み会。東京都の真田さん、長野県の西岡さん、SDGの竹垣さんらと、けっこう真面目に話し込む。バイオマスに国の予算が付き始めてきたので、その金に群がる人びとが増えている。しかし、それに浮かれることなく、まずは地域で実体がともなった活動を展開することが重要であろう。なにしろ、第1次木質バイオマスブームは、完全に失敗したのだから、今度のブームも一過性で終わらせるわけにはいかない。そんな風にはならないと、信じているんだけどね。
 10時過ぎ、飲み会終了。11時頃、帰宅。メイルをチェックし、個人的に凹む。1通のメイルで、1日の疲れが吹き飛んで軽くなることもあるけれど、思いっきり重くなるときもある。世の中は不条理にできている、などと呟きながら腐っていたら、日付が変わって、新たにメイルが舞い込んだ。それこそ読後に、身が軽くなるようなメイルだった。世の中、捨てたもんじゃない、などと感激して床に就く。つくづく、自分は単純なヤツだと思う。

8月22日(木)

 最近、めっきり涼しくなった。深く寝られず、寝不足に苦しむということがなくなった。今日も朝から快適である。
 昨日と同じ文章から、始めてみた。もちろん、コピペで。このコピペにまつわる面白い話を、昨日、遠藤さんから伺った。
 岩手県で、ある委託事業のプロポーザルがあったとき、あるコンサルが東京都で類似の事業をとったときに使用した資料を、ほとんどそのまま使ったらしい。ところが、ここで致命的なミスが発覚した。資料の一部が、岩手県用に書き換えられていない部分があったのだ。おそらく、いったんすべてをコピペして、流用できないところは岩手県用に書き直したのだろうが、東京都用に書かれた文言が残っていたのである。笑い話は、これで終わらない。なんと、このミスを犯したコンサルが、この事業を受託してしまったのである。どうなってるの?って言いたくなるわな。
 今日は、自宅待機の日。午前中、岩手・木質バイオマス研究会の細田さんに連絡して、9月上旬に計画している岩手視察の見どころを紹介していただく。午後、REPP(自然エネルギー推進市民フォーラム)の南さんに電話して、さがみ湖・森つくりの会との連携状況などについて、お話しを伺った。市民運動として、木質バイオマスのエネルギー利用をすすめている団体は、神奈川森林エネルギー工房以外にREPPくらいしか見当たらない。ほかの団体は、たいてい川上/森林/生産サイドの行政職員や業者の集まりである。それはそれで必要だと思うが、川下/都市/消費サイドからも連動していかないと、循環的にバイオマスを利用できない。だから、個人的に、REPPと協力して動くことは必要だと考えている。
 夕方、近くのスーパーへ買い物に出掛けた。今日も枝豆を買ってみた。群馬の「くろちゃん」という黒大豆の枝豆だ。枝付きであることに惹かれたのである。しかし、家に帰ってよく考えてみたら、枝付きであるということは、その分だけ実が少ないのである。当たり前のことであるが、買い物をしているときには気付かなかった。もっと、たくさん食べたかったのに。
 8時から、サッカーU-21代表「日本×中国」を観戦。知らない選手が多いせいか、本気で応援することができず、後半になったら、チャンネルをNHKに合わせてしまった。そこでは、「麦客(マイカ)」というドキュメンタリーが放映されていた。これが、面白かった。農業が機械化されてゆくフロンティアで見られるのは、圧倒的な貧富の格差。鉄麦客に駆逐されようとしている老麦客。雇用者である農家に侮蔑されながらも、誇りを持って働く老麦客。聞き書きを自分のスタイルとしているものの、あらためて、映像の持つ伝達力の強さに感心した。

8月23日(金)

 いつからだろうか。1-2ヶ月前からだっただろうか。ついに、パンドラの箱を開けてしまったような状況になっている。しっちゃかめっちゃかになっているものを交通整理するだけでも大変だ。しかし、それが生きているという実感を与えてくれているようだ(なんのこっちゃ)。
 11時頃、ドアフォンが鳴る。ベランダに設置されている非難はしごの点検に来たという。ドアを開け、ベランダに案内し、点検してもらう。1時過ぎ、ドアフォンが鳴る。郵便物を届けに来たという。ドアを開け、届けられた荷物を受け取る。土屋さんからだった。明日のイベントに貼るポスターと、まくチラシを送ってきたのだ。土屋さんらNORAのメンバーは、週末、十文字さんを訪ねに佐渡へ行くらしい。当初の予定では、自分もついて行く予定だったが、イベント「エコタウンかながわ2002」が入ったので、厚木で留守番することになった。このイベントは、11月に開催する全国シンポジウムの前哨戦だから、抜けるわけにいかない。いろいろな人が参加するから、面白い出会いがあるかもと期待している。
 昼頃、西表島エコツーリズム協会から、西表リゾート開発計画に関するメイルが届いた。協会は、事務局が頻繁にメイルを発信してくれるので、島の状況がリアルタイムでわかって良い。さて、その内容はと言うと、協会としては、まず基本方針(方向性、島の全体像、現在、未来等)を示すマスタープランをつくることにしたらしい。このマスタープランは、役員がたたき台をつくり、協会としてのミッションや、島・地域づくりも盛り込み、会員の思いを集約してわかりやすくまとめ、これをもとに提言・提案をしていくようにするようだ。マスタープランがどのようなものになるかはわからないけれど、大型リゾート開発に対抗しようという協会の意気込みが伝わってくるので、応援してゆきたい。
 夕方、少し睡眠を取り、8時に買い物へ出掛ける。スーパー三和で、小学生時代の同級生・井口のお母さんに出会う。開口一番、「痩せたわね」と言われた。たしかに、小学生だった僕のことしか知らない人からすれば、痩せたように見えるだろう。当時は、ぽっちゃりしていたから。でも、今の体重は20代の頃よりも数キロ増えているから、痩せたという実感はない。むしろ、最近は体型が変わりつつあって、注意しないと太りそうだななどと考えているくらいだ。買い物から帰り、ちょっと腹筋してみたりして。
 夜10時頃、弟からメイルが入った。今日の朝日新聞夕刊1面に、「木質ペレット普及なるか」という記事が写真付きで載っていたことを知らせてくれたのだ。彼は、ときどき、木質ペレットのことやタケのことなど、僕が関心を寄せていることについて、こうやってメイル等で知らせてくれる。有り難いことだ。弟のメイルに対して僕は、朝日新聞をとっているが、朝刊のみなので夕刊の記事は知らなかった。できれば、FAXでその記事を送って欲しいと書いた。すると、11時半頃、紹介してくれた記事をFAXしてくれた。正直、どうもありがとう。
 さて、明日と明後日は厚木でイベントだ。客は来るのだろうか。天気も気になるなあ。あまり暇すぎると疲れるので、適度に人が来てくれると助かるのだが。

8月24日(土)

 今日・明日は、神奈川県(科学技術振興課・県土整備総務室)と厚木市が主催する「エコタウンかながわ2002」に、神奈川森林エネルギー工房として出展参加する週末となる。
 8時過ぎ、自宅を出て本厚木駅へ。9時ちょうど、駅から歩いて5分ほどのところにある厚木中央公園に到着。県税務課の浅羽さん、原田さん、厚木県税の奥山さん、林務課の滝沢さん、夏!市民活動体験塾の府川君と藤斉さんらが来ていたので、朝のご挨拶。荷物を置くなり、近代産業の中島さんに電話連絡すると、公園内に到着したものの、どこに行けばよいかわからず当惑しているという。電話で場所を案内し、中国産のペレットストーブを設置してもらう。中島さんらは、あまり時間がないとのことだったので、設置するとすぐに会場を後にした。
 初めて中国産のストーブを見たけれど、第一印象は、アメリカWhitfield社のものに類似しているなあという感じ。一応、燃焼実演する用意もあるが、真夏のイベントなので、実際に燃やすかどうかは、天気と相談して決めることにしよう。今回は、燃料とする木質ペレットも中国産。原料は、インドネシアかどこかから運んで、中国の工場で生産しているらしい。やはり、グローバル化された経済において、中国は無視することができない。
 10時、同じ「森林からの贈り物」ブースに出展する人が集まって、簡単なミーティングをおこなう。自然の問屋の平野さん、 神奈川中小企業センターの石田さん、ジェイファンネットの関さんらも集まる。一応、公式には、イベント開始時刻が11時とされているが、実際には、10時過ぎからお客さんが集まってきたので、なんとはなしに始まった。午前中、会員の斎藤さんと、最近入会した立花さんがいらっしゃった。会員の方が、こうして応援に駆けつけてもらえると元気が出る。
 朝、家を出たときはかなり涼しかったので、この気温ならばストーブを燃焼させてもよいかなと思っていたが、昼頃には晴天となり蒸し暑くなったので、今日の運転はやめることにした。だから、ただ中国産ペレットストーブを展示していただけだったのだが、それでも暇にならない程度にお客さんはやって来た。いきなり、「これが中国でつくらせたというストーブですか?」と尋ねる人もあった。少なくない人たちが、ネットを通じて情報を知り、会場に足を運んでくれたようだ。
 1時過ぎに昼食休憩をとる。中華そばを食べて戻ってきても、相変わらずお客さんは来る。面白かったのは、神奈川県内でおが屑を生産している方から聞いて話だった。現在、おが屑の多くは畜舎の敷料として利用されている。しかし、昨年からの狂牛病騒動で、畜産をやめる人が出てきているため、最近、おが屑が余り始めている。そこで、この余ったおが屑をペレット燃料に加工してみたい、という話だった。手元におが屑があるならば、ペレット化は容易だろう。こういうところから、実験的に木質ペレットを生産してゆくのが堅実かもしれない。
 3時頃、プレックの酒井が訪ねて来てくれた。仕事も兼ねてであったろうが、自宅からわざわざ1時間ほど掛けて足を運んでくれたのだから、率直に嬉しかった。山形県酒田市でのペレット生産の情報なども知らせてもらい、良い情報交換ができたと思う。
 4時にイベント終了。ゴミを片付けるなどして、4時半頃に会場を出る。帰り道、町田駅で途中下車。この間、県から謝金としてもらった商品券を金券ショップで現金と交換。CD4枚を購入して、最寄り駅=玉川学園前駅に降りる。立ちっぱなしで疲れたので、ちょっとした贅沢をしてから帰ろうと思い、「イタリアーナ」で2,500円のコース料理を食べた。ペンネのゴルゴンゾーラ仕立ては絶品だった。贅沢は素敵だね。
 8時過ぎに帰宅。何もやる気がしないので、イアン・ソープの泳ぎを見るなどして時間を過ごす。夜、もう12時近くだっただろうか、意を決して友だちに電話し、とても大切な話をした。

8月25日(日)

 7時に目覚めた。昨晩は、あまり深く寝られなかったようだ。
 朝の短い時間は、音声チャットの問題を発見・解決するために充てた。まず、自分のIPアドレスを入れて接続してみたら、やはり音声が入ってこないので、自分の側に問題があることがはっきりした。そこで、いろいろとサイトを調べていたら、問題の解決策が示されていたので、それにしたがって接続してみたら、見事に音声が入ってきた。これで、音声チャットも使えそう。長電話していると、お金がもったいないから、今後は音声チャットが活躍するのではないだろうか。
 9時過ぎ、家を出て、厚木中央公園へ。10時に会場に到着し、イベントが始まる。昨日よりも暑かったせいだろうか、客の入りは悪かった。11時半頃、東京都の真田さんがお見えになった。せっかくだから、ペレットストーブの燃焼実演をやろうということになり、中国産のペレット燃料を燃やしてみた。が、うまく連続燃焼できなかった。かつて、Whitfield社のストーブで、葛巻産のバーク・ペレットを燃やしたときと同じように、燃焼室に灰がたまってしまうのだ。おそらく、燃料とストーブとの適合性が悪いのだろう。ペレット燃料の灰分が高いような気がする。
 真田さんと情報のやり取りをした後、電話をするためにしばらく会場を離れ戻ってみると、びっくりすることがあった。呼びかけられて、顔をその声のした方に向けると、5年半も会っていない友だちが、そこに立っているではないか。ネットで調べて、遊びに来てくれたようだ。ちょうど昼時だったので、ほかのスタッフに現場を任せて、小1時間ほど話をした。
 午後3時くらいだっただろうか、プレックの新島さんがいらっしゃった。せっかくお出でになったのに、一方的に、今日のコンサルは市民参加型で問題解決していく必要があるなどと主張して困らせた。わざわざ足を運んで下さったので、小さなお土産=情報を差し上げることにしたから、暴言も勘弁していただくことにしてください。
 4時にイベントは終了。しかし、ストーブを搬出する近代産業の車が来ないので、しばらく待つことにする。4時前にいらっしゃった会員の佐々木さんと、中小企業センターの石田さんは、僕が1人で待つことを不憫に思ったのか、一緒に車が来るのを待ってくれた。5時半過ぎ、やっと車がやって来た。渋滞に巻き込まれて、到着が遅れたのだと言う。無事に搬出を終え、6時前に3人で公園を後にする。
 近くのスーパーで買い物して、7時半頃、帰宅する。今日は昨日と異なり、良い靴を履いていったせいか、あまり疲れなかった。やはり、値段が5倍も違うと、長時間立ったときに、その違いがはっきりするようだ。9時、NHKスペシャルを見る。CO2の排出権取引やクリーン開発メカニズムなど、市場経済をうまく使って、CO2の排出量を押さえようとする動きの特集だった。話がでかすぎて、自分の身の丈には合っていないと感じた。
 11時過ぎ、昼間に会場へ遊びに来てくれた友だちに電話して、「ありがとう」と言った。それから、畳に横になり、うたた寝した。3時過ぎに目覚めるが、体が火照っていて、よく眠れない。興奮していて、寝られないのだろう。

8月26日(月)

 6時半に目覚める。メイルを書き、ウェブを見ていたら、9時になった。妙に落ち着かない。動悸がする。心身を鎮めるために、ベッドで横になる。
 1時間半ほど休んでから、朝食をつくる。朝からトマトシチューを作ってみた。トマトには、体を冷やす作用があるというので、火照った体には効くだろうと思ったのだ。しかし、体の問題というより、心の問題であるらしく、心臓が震えるような興奮は収まらない。
 1時、家を出て、湘南台経由で蒔田駅へ向かう。2時過ぎ、NORAに到着。週末のイベントで使用したポスターとチラシを事務所に置く。特にやるべき仕事があったわけでもなかったのに、それから約5時間、NORAのスタッフの仕事の合間にお喋りをする。もちろん、単なる無駄話ではなく、NPOでなければできないことってなんだろう?とか、NPOが自立するための方策とは?とか、そもそも、NPOはNGO、Non Govermentでなければいけないなど、ありふれたと言えばありふれた、まっとうなと言えばまっとうな議論をした。さらに、里山的な循環システムを築くためには、どのようなプランを立てる必要があるのか?とか、プラン作りに必要な人材とは?などについても、意見を述べあった。
 僕が、この広くNPOと呼ばれるような世界に足を踏み入れたのは、たかだか5年ほど前である。それから、次第にずぶずぶと深みにはまっているけれど、この世界に対する違和感は一向に払拭されていない。情報はクローズドにしていることが多く、官との癒着も目に余る。日本の社会システムの中で、NPOが活動しようとすると、どうしても悪い形でしか適応できないようだ。すがすがしくて風通しの良い政治を実現することは、まだまだ先のことなのだろうか?
 8時頃、NORAを出て、夕食をとって、10時前に帰宅。家に帰ると、緊張したように落ち着かなくなる。蒸し暑いのがいけないのだろうか。理由がわからないから、とりあえず、気候のせいにしておこう。

8月27日(火)

 1時半に寝たのに、3時に目が覚める。冷やしてある麦茶を飲んで、再び眠りに就くが、6時過ぎに目覚めてしまう。しかも、時計を見誤って、12時半だと勘違いしたものだから、やばい!と冷や汗かいて跳び起きた。今日の午後は、打合せが入っているので、昼過ぎまでは寝ていられない。だから、その冷や汗のかきようといったら、もう・・・。
 目覚めてしまったものは仕方がない。とりあえず起きて、シャワーを浴び、昨日作ったシチューをソースにしてスパゲティを食べる。朝食後、午前中は、沖縄調査の資料整理をおこなう。
 12時半、自宅を出る。午後は、役場の人と打合せがあるので、久しぶりにシャツにネクタイ、パンツという服装で出掛けたが、蒸し暑くて、ひどく汗をかいた。真夏にこの恰好は不向きだ。それに比べて、Tシャツに短パンとは、なんて気楽な恰好なんだろう。
 1時半に鶴間駅へ到着。待ち合わせしていたNORAの土屋さん、神奈川県の木下さんと合流し、2時に大和市役所へ。
 今日の打合せは、NORAが県との協働事業としておこなっている「市民による里山の保全と活用のシステムづくり」に関してだった。昨年度の調査によって、この事業を展開するフィールドとして、横浜市の桜丘緑地、大井町の大井吾妻山緑地、大和市の久田緑地が選定されそして、最後に挙げた久田緑地での事業展開のために、地元自治体の職員に話を伺いに来たのだ。
 まずは、農政課に滝口さんを訪ねた。初対面であったが、非常に気さくな方だった。こちらの意向を汲んで、緑地の地権者への事業説明などで前向きに動いてくれそうな感触を得た。約1時間の会合の後、今度は水と緑課に池田さんと樋口さんを訪ねた。こちらとは、事業に関わると期待されるボランティアについて意見を交わした。久田緑地の場合、核となる市民団体がないので、ゼロから組織を立ち上げる必要がある。それが、難しいかもしれない。
 4時半頃、打合せは終了。3人で駅前の喫茶店に入り、一息ついてから5時半頃に解散。まだ十分に明るかったけれど、どこかへ行くほどの時間もなかったので、町田で少し買い物をしてから、7時には帰宅した。
 8時過ぎ、シチューを温め直しながら、弟と電話していた。すっかりシチューのことを忘れてしまい、電話を切ってはじめて鍋を焦がしたことに気付く。ただただ自分の不注意のために損をすると、怒りの矛先をどこにも向けられなくて、空しい。
 10時半、友だちに電話して、音声チャットを試す。一応、成功。しかし、ADSLのモデムが、途中で切れるなど接続が安定しない。まあ、こんなものでしょう。
 今晩も蒸し暑い。寝苦しくなりそうだ。

8月28日(水)

 今日も、いったん、4時に目覚めてしまった。わりと涼しかったような気もするけれど、蒸していたからだろうか。いったん起きて、冷えた麦茶を飲み、届いていた朝刊を読むなどして4時半に寝たら、7時半に目が覚めた。2度目に起きる前に、変な夢を見た。前の会社の上司が数人出てきて、瀬戸大橋(なんでや!)をめぐる裁判について調べて欲しいと仕事の話を持ちかけて来るのだ。でも、なぜ選りに選って上司なんだろうか、同じ会社の中にも、もっと夢に出てきて欲しい人がいるというのに・・・。
 朝食をとって、朝シャンして、朝メイルする。たまっていた洗濯物をクリーニング屋に出してから、10時半に玉川学園前駅へ。ここで、待ち合わせていた高橋さんの車に乗せてもらい、奈良北にある東日本銀行へ。お金を下ろしてから、高橋さんの立替え分を精算する。これは、恩田の谷戸ファンクラブ会計としての仕事である。
 11時半に高橋さんと別れ、大和駅経由相鉄線で横浜駅へ。12時半、「咲くら」で昼食をとり、1時にかながわ県民活動サポートセンターへ。2週間に1度やっている環境情報コーディネーターのアルバイトである。
 今日は、珍しく電話での相談があった。内容は、喘息を患ったことがきっかけで、大気の問題に関心を持つようになった。とくに、地球温暖化問題に強い関心がある。何か適当な団体を紹介して欲しい、という相談だった。とりあえず、気候ネットワークを紹介したら、連絡してみるという応えだった。
 しかし、相談件数は、この1件のみ。暇を持て余していてももったいないので、神奈川県内の環境情報を網羅するウェブサイトと、情報をタイムリーに送るメイリングリストの骨格をつくってみた。これをもとに、県の環境計画課と協議してみよう。
 6時に仕事はおしまい。まっすぐ家に戻る。夕食はゴーヤチャンプルー。10時過ぎのニュースで、稲本のハットトリックを見る。小野のゴールも。ニュースを見て、フェイエノールトと対戦したトルコのフェネルバフチェに、オルテガが新加入したことを初めて知った。小野が簡単そうにリュシュトゥから得点したのを見ると、ワールドカップでの敗戦が、悔しく思い出される。

8月29日(木)

 神奈川森林エネルギー工房では、県の新エネルギービジョン策定のための「木質バイオマスエネルギー導入可能性調査」として、2回の先進事例調査を実施することになった。10月末までに報告書を完成させる必要があるので、逆算すると、来月早々にでも行く必要がある。行き先は、岩手と関西に絞られている。まだ暑いので、9月は岩手、10月は関西へ行こうと計画している。
 というわけで、来週の水曜日から岩手に行くことにした。1週間もないので、午前中の短い時間を使って、アポ取りをおこなう。長年、ペレットボイラーを使用している花巻市にあるスイミングプールや、昨年、チップボイラーを導入した公共施設などを巡ることにする。
 11時半、自宅を出て、NORAに寄ってから、かながわ県民活動サポートセンターへ。1時から、神奈川県のクリーンエネルギー活用検討委員会市民ワーキンググループの打合せがあるのだ。と思っていたら、勘違いだった。いったん、今日の1時からと決まったのだけれど、その後、白紙に戻したことを忘れていた。急に時間が余ったので、久しぶりに研究室へ行くことにする。その前に、昨日に続いて「咲くら」で昼食をとる。ここの昼食は、コストパフォーマンスが良いのに、肝心のご飯が軟らかすぎる。ご飯が美味しかったら、かなり良い店だと思う。
 昼食を済ませ、3時半頃、研究室に到着。夏休みだというのに、M2の学生は全員登校していた。東欧を旅行してきた城所さんからお土産のチョコレートをいただいたり、冨山へ行ってきた江君からはお菓子をもらったり、丸ちゃんとは存在論と認識論の話をするなどして、11時近くまで時間を過ごす。たまに研究室に来ると、いろいろと人と喋りたくなるので長居してしまう。12時に帰宅。

8月30日(金)

 今日は8時に起床。昨日と今日は、夜中に起きることもなく、ゆっくり寝ることができた。だいぶ、涼しさを感じるので、寝心地が良いようだ。
 午前中は、恩田の谷戸ファンクラブの会計作業と、来週行く岩手出張のスケジュール決めに充てる。昼食に、カレースパを食べる。午後、10月に開催される環境社会学会セミナーで自由報告するために、報告要旨をでっちあげ、なんとかエントリーを済ませる。いつも、締切の日にならないと、やる気が出ないから、やっつけ仕事になってしまう。この性格は直さないといけないなあ。
 5時過ぎ、自由報告に申込んでから、近くのスーパーで買い物する。最近凝って作っているトマトベースのシチューとゴーヤチャンプルーの材料を買い、クリーニング屋では、一昨日出した洗濯物を受け取って家に戻る。今日、家から出たのは、これだけだった。
 家にこもって仕事をしていると、メイルを送る数が多くなる。気分転換を兼ねてメイルを送っていることもあるからだ。送信トレイを調べてみると、今日は15通送っている。ネット無しでは、まともに生活もできないのではなかろうか。

8月31日(土)

 少しゆっくりと9時半に起床。今日もきちんと眠れた。もう、寝不足で悩むこともなくなったようだ。
 月末になったので、NORAでのアルバイトの給料を計算する。こういうときに、この日記が役に立つ。いつNORAに行ったのか、NORA関係の仕事をしたのかを振り返ることが容易だからだ。ときどき、なぜ日記を書いているのかと問われるが、いくつかある理由の1つとして、こういうときに役立つように防備録として付けているということがある。
 伊豫谷登士翁『グローバリゼーションとは何か』を読む。書き下ろしではないためか、冗長で面白くない。ちょっと疲れたので、3時から6時過ぎまで昼寝。部屋に風が気持ちよく通るので、うたた寝するには良い日だ。
 起きて少しぼーっとして、7時から「鹿島アントラーズ×ベガルタ仙台」を観戦。いよいよ、Jリーグはセカンドステージが開幕。僕は、どういうわけかアントラーズのファンであるが、やっているサッカーがどれだけ魅力的かと問われると、むむむ。もっと攻撃的にならないかなあ。
 12時から「スーパーサッカー」を見る。いよいよ、UEFAチャンピオン・リーグが始まる。今シーズンも、TBSが適宜放映してくれるらしい。地上波オンリーの環境なので、これに期待するしかない。それとも、意を決して衛星放送を見られるようにするか。
 番組の終わり近くで、ロナウドのレアル・マドリードへの移籍が正式に決まったと伝えられる。これ以上、レアルが強くなると、世界中に対抗しうるチームは1つもなくなってしまうんじゃないの。

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